カシオの腕時計

　何気なくヤフオクを見ていたらカシオの腕時計が目に留まりました。リニエージ「LCW-M100」開始価格3,000円、調べてみると10年以上前の2010年ごろ発売の電波ソーラー腕時計のようです。見た感じ小傷はあるものの比較的きれい、見た目も派手さがなくいい感じ、また出品者の「良い評価」も高かったので5,000円を限度に入札することにしました。..........

リニエージLCW-M100‐1


3,900円まで入札額は上がっていきましたが私が最後に4,000円で入札すると対抗馬はなく無事落札となりました。
2～3日後に商品到着さっそく腕にはめてみると、？？？ちょっとベルトの締め付けがキツイです。せっかく安く落札したと思って喜んでいたんですが、そうは問屋が卸しませんでした。

リニエージLCW-M100‐2

これはベルトの駒を増やさなければなりません。ということであちこち探したらメルカリで見つけました、駒1個で送料込み1,000円。う～ん高いですねぇ、でも仕方ありません、購入です。

リニエージLCW-M100‐3

駒が到着しベルトを外して増設しようとしたんですが、これが固くてピンがなかなか抜けません。昔はピンセットを使って簡単に出来たんですが、今のヤツはキツキツに締まっていて簡単に外れません。

リニエージLCW-M100‐4


何か方法はないかとネットを見ていたらやはり同じ事にトライしている方のブログを見つけました。その方もやはりピンが抜けずに困っていたようですが、何と100円ショップに専用の道具があるらしくそれを使って駒を増設していました。
早速100円ショップに、ありましたありました100円ではなく200円でしたが即購入です。開けてみると時計を押さえるプラスチックの台、小さなハンマー、そしてピンを叩くサイズの異なる棒が2つ入っていました。

リニエージLCW-M100‐5

固定して付属の先の細い棒で駒(外れる駒は印がある)のピンの穴をハンマーで叩くと簡単にピンが外れました。

リニエージLCW-M100‐6

こんな感じで外れたんですが、全部外すのでこのピンをラジオペンチで引き抜きます。

リニエージLCW-M100‐7


後は外れたところに駒を一つ入れ逆の要領で組み立てれば完了です。2～3㎜の脱落防止の筒(カン)を駒の真ん中の金具の穴に差し込むことさえ注意すれば比較的簡単に出来ます。

リニエージLCW-M100‐8

う～ん、腕のフィット感もちょうど良くピッタリです。今使っているのも20年近く前に買ったカシオのウェーブセプターなんですが今だに時間は正確(ということで私腕時計はカシオ派)、このリニエージも同じ電波ソーラーですので後10年は大丈夫でしょう(そう信じたい)。

リニエージLCW-M100‐9

安いと思って落札したカシオのリニエージLCW-M100ですが、送料、駒代、道具代を合わせると5,000円を超えてしまいました。なかなか安くて良いものはないということですかね、でもこの時計すごく軽くてデザインもシンプルで結構お気に入りです。