田植え機に乗った元サラリーマン

車中泊旅や探石などを楽しみながら生活の中で感じたこと思ったことなどを気まぐれに書き込んでいます

北海道車中泊の旅(2023年‐13) オッカバケの輝き

2023-10-29 | 
裏摩周
 9月24日(日)晴れ時々曇り
7時30分起床今朝は大寝坊です。どうやら何度も訪れて落ち着ける場所のせいか安心してぐっすり寝込んでしまったようです。斜里岳は今日も少しだけですが顔を見せてくれています。
さてさて今日は出遅れてしまったんで一日休養日にしようかなと思ったんですが、折角知床まで来たんで周遊することにしました。のんびりと11時に出発です。.

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先ずは中標津に向かいますが、途中前の車が「裏摩周展望台」の標識のところで右折、私も釣られて右折です。

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第一展望台の方は2~3度行ってるんですが「裏摩周」は初めてです。駐車場が狭いですね10数台ぐらいでしょうか、休日は混雑しそうです。

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景色はすごくキレイなんですが、すべて逆光、こっち側からの写真は難易度高そうです。

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加えて私のはズームレンズ、画角が厳しく全景が撮れません。仕方ないのでコンデジに持ち替え少しバックして何とか納めました。

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真ん中に出っ張っている島のようなところは案内図によると「摩周岳(857m)」のようです。

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遠くに見えるのは方角的に阿寒方面の山々でしょうか。

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13時中標津のショッピングモールに到着、先ずはお洗濯です。

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待ってる間にお買い物を済ませます。

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中標津の市街地を抜けると牧草地が沢山拡がっています。この光景は写真などでよく見かけます。

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300㎜を目一杯ズームしてみると遠くに牛がたくさん見えます。

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オッカバケ海岸
私の知床はここ「オッカバケ海岸」、オッカバケ海岸は私が勝手に呼んでいる名前なんで正式には「オッカバケ川河口」ですかね。この岩は「天狗岩」、これは地図に載っています。ちなみに「オッカバケ」とは「オチカバケ」の転訛で、アイヌ語で「そこに鳥が-すんでいる-ところ」の意味だそうです。まぁ語呂がいいんで覚えやすいです。

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オッカバケ漁港の先を船が行きます。たぶん定置網の船ですかね。

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その先には国後島が直ぐ目の前に見えます。

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海岸で釣りしている人がいますが、私のお目当ては石ころ、小さな海岸で探石です。

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オッカバケ川の上流は知床連山、そこのサシルイ岳(1564m)と知円別岳(1544m)のあいだにオッカバケ岳(1461 m)がありその山麓からオッカバケ川が流れて来ます。知床連山は火山ですから石ころに混じってジャスパーやメノウの転石がこのオッカバケ川の流れに乗って流れて来るという訳です。

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でも途中の砂防ダムで停められたり川が急流なんで一気に海に流れ込んでしまったりでなかなか見つかりません。海に出た石が海岸に打ち返されたのがたまにあるくらいで探石の難易度は高いです。

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今回も海辺では見つかりませんでした。でもここまで来て坊主はイヤなので、意地で探索、護岸壁近くで2個見つけました。

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残念ながら何の変哲もない玉髄の欠片です。

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でもたま~にこんなのが採れます。2017年の「オッカバケブルー」、

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2019年の「オッカバケイエロー」、こんな石に魅了されて毎年足を延ばしてしまうんですが、なかなかオッカバケ海岸は微笑んでくれません、今年も残念な結果になってしまいました。(なお「オッカバケブルー」とか「オッカバケイエロー」というのは私が勝手に命名したもので、もちろん正式な名前などではありません。)

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探石していたら15時を過ぎてしまったので急いで知床横断道路を登ります。羅臼岳(1661m)も夕日を浴びて輝いています。外に出てみると寒くて急いで撮って知床峠を下ります。

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ウトロのサンセット
ウトロ手前の「プユニ岬」展望台の道端に何台か車が停まっています。どうやら夕陽の撮影のようです。岬のところは駐車できそうにないので坂を下りたところに駐車スペースを見つけ、私も夕陽の撮影に参戦です。

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沈み始めました、方角から推定すると網走方面に沈んでいるように見えます。

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日本海の夕陽はあっという間に沈んでしまうんですが、ここの夕陽は沈むまで結構時間がかかります。やっと沈みました。

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「道の駅うとろ・シリエトク」17時30分到着、今日はここでお世話になります。今日は日曜日なんですが人気の道の駅ということでさすがに混んでいます。

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シャケ釣りの方の車が多そうです。早朝にバタバタして起こされるのイヤなので道路よりの夫婦連れの車の隣に駐車です。オッカバケのジャスパーには出会えませんでしたが、ウトロのキレイな夕陽を見ることが出来ました。そんな「道の駅うとろ・シリエトク」の夜が静かに更けて行きました。



13日目 「道の駅さっつる」⇒「道の駅うとろ・シリエトク」 188km 計2,459㎞

北海道車中泊の旅(2023年‐1) 出発 
北海道車中泊の旅(2023年‐2) 東北移動
北海道車中泊の旅(2023年‐3) 北海道上陸
北海道車中泊の旅(2023年‐4) いつもの場所へ
北海道車中泊の旅(2023年‐5) 神居古潭石
北海道車中泊の旅(2023年‐6) 神居古潭石Ⅱ
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