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女心と秋の空
今年を振り返るにはまだ、早過ぎると
言われるかもしれんが
老人には心地よい風呂加減と同じで
今がチャンス
今年は最悪の年であったようだが
よくよく考えりゃ幸せな年であったかもしれない
師走の押し迫った時期に一年を振り返ろと
急かされても考えているうちに新年を迎え
新年の抱負や初心を考えろと言われりゃ
思いついた頃にゃ半年が過ぎるという塩梅か
歯が抜け入れ歯の隙間からスウハァーウーハァー
言っている間にヒューと一年が過ぎる
女心と秋の空どころじゃない
ウジウジする心は若い時も老人になった今も変わらん
好きだ!愛してると言えないじゃん
言う度胸もないのは若い時と今も変わらん
こうして老人は一生を過ごすんか( ^ω^)・・・
堪らん人生じゃ
私も
死にかけ手前で本当の気持ちを言おうと思っても
告白どころじゃないだろう
息吸う力も失せ声さえ出すこともできんだろう
それじゃ今のうちに言っ説くか!
言えない(〃艸〃)ゥフッ
恥かしくて言えるかい
こうして一日が過ぎ半年が過ぎ
もう一年が経過している
でも癒えんなぁ
恥かしくて((´∀`*))ヶラヶラ
夜汽車の影
毎日の散歩も身体は時計の如く
規則正しく散歩コースを歩いているが
心はいつも告白を何時しようかとドキドキさせながら
歩いている
その分、前方不注意で歩きゃ
フラフラしているモウロク爺ィと蔑まれる
脳を愛に告白に注ぎ歩いていりゃ
知り合いに出くわし挨拶されても
記憶障害で名前が出ない
口をもぐもぐさせてりゃ
遠くでとうとうボケなさったにゃーという
声が聞こえてくる
何言っていやがるんだと独り言を言いながら
告白の機会と愛の言葉を考えて
忙しんじゃと毒吐く
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