チャイとそこ行くお兄さん・・
私に興味がないんですかチョイと
話でもして帰りませんか
なんて声を掛けられました
なんと美しい向日葵
こんな時期に大輪を咲かせて
今まで毎日、通う道で向日葵があるなんて
ことに気がつかんなんだ
お兄さんと声掛けられ有頂天
向日葵も夜目・遠目・傘の内で眼悪いんじゃない
終末の耀き
無駄な時間を過ごすのが上手な老人
これが老人の一日のする仕事である
世界中で妻や子の嫁に邪魔ったらしい老人と
蔑まれる生活をしています
若い頃は命を削りながら働いたものなんですが
目標とする道しるべがぼやけ出すとこうなる
最後の命綱、散歩に出掛けるか
ひとけ
自宅を出て4地区にある中央駅前まで来る
その間、会社帰りの男と二人すれ違っただけ
夏の日には五月蝿いくらいゴッタ返していた
駅前に人気がない今は寂しいものである
今の私を写しているようで
月と煙突
案の定というか3地区には誰一人として知り合いはいなかった
日本の12月に相当する寒さと陽の落ちる早さが人を家路へ
仕方ない、山頂を極めすぐさま下山である
夏の山歩き用Yシャツだけじゃ寒い(心の中も)
皆さん色とりどりの秋用ダウンジャケットを着込んでいる
Yシャツ姿は私だけ・・二日連続の雨で気温は急激に低下
寒い!
線路脇の雑草の中で我が物顔だった藪蚊の姿がない
もう・・木綿のハンカチを馬の尻尾のようにバタバタする
仕草をしなくすむ快感は最高の幸せ
寒さは老人の加齢の匂いまで消してくれる消臭剤
妖艶
出かける前に一日だけの花たちを写す
陽が落ちるのが早く花を写すとカメラが
自然とストロボを光らせてくれる
何ともいえない妖艶な輝きが映りこむ
こんなに綺麗だったのかとため息がでる
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