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>TBS「水戸黄門」が終了する直接の原因は、由美かおるが降板したからというのは本当でしょうか?

2011-12-09 22:46:00 | ドラマ、時代劇、歴史
質問&回答ページ

komasaram

ご存じでしょうが東野英治郎の水戸黄門の時代(1969~1983年)、由美かおるはレギュラーではありませんでいた。
由美かおるは1975年ごろから時々ゲストで出ただけでした。

「水戸黄門」の最高視聴率43. 7%は1979年当時の第9部最終回で、そのころの女性レギュラーは山口いづみが演じた志乃でした。
第9部の平均視聴率は37. 3%に達したようです。

1979年当時、由美かおるは第10部第8話にゲストで出たくらいで、第10部の平均視聴率37.8%はシリーズ最高だそうです。

由美かおるがお銀としてレギュラーだったのは1986年の第16部以降です。

そして「水戸黄門」の視聴率が初めて1桁まで落ちたのは2008年の第38~第39部の時期で、当時、由美かおるは「疾風のお娟(はやてのおえん)」としてまだレギュラーに留まっていました。
そして2年後の2010年のテコ入れで原田龍二と合田雅吏が第41部を最後に降板し、由美かおるも60歳の誕生日を前にレギュラーからは外れたわけです。ただ第42部以降も江戸の場面では由美かおるは出演しています。

つまり最高視聴率を記録した当時は由美かおるはレギュラーではなく、由美かおるがレギュラーだった時に視聴率が10%を下回ったわけで、終了の直接の原因は由美かおる降板ではありません。
それに由美かおるの降板を終了理由に挙げる人はなぜ原田龍二と合田雅吏の降板を一緒に理由にしないのでしょうか?

5代目助格(原田&合田)ファンの人がブログで2010年の助格交代を痛烈に批判しています。

『水戸黄門』終了の報に寄せて 道中日誌

原因は色々ありますが、まずスポンサーの松下電器が若者に家電を売る企業なのに、サービスで年寄り向けの時代劇に金を提供していたのがもともと無理であって、平成不況の時代に限界が来たわけです。

里見浩太朗が水戸老公役なのがミスキャストという意見もありますが、里見黄門は9年続いており、西村晃も9年やったので、終了はむしろ、里見浩太朗の後の6代目光圀役が見つからなかったからでしょう。

また「水戸黄門」ファンは東野・西村黄門を再放送で観れば満足という人が多く、地デジで過去の作品を衛星放送で観られるようになって、もはや本放送の意味がなくなったと言えます。
「再放送だけ観る」「昔のを再放送すればいい」と言っている人は、要するに「水戸黄門の本放送を打ち切ればいい」と言っているのと同じですから。

奇しくも東野英治郎の時代の全13シリーズがDVDで出ますからもう本放送の存在価値はなくなったと言えます。

それから八兵衛は2代目林家三平が「ちゃっかり八兵衛」という役名で演じていますがご存じないですか?
高橋元太郎の「うっかり八兵衛」とは設定上、別人で、2009年の第40部で新旧八兵衛が引き継ぎをしています。
今年12月19日の最終回SPでも新旧八兵衛が揃うかも知れません。

回答日時:2011/12/10 00:19:23
編集日時:2011/12/10 00:28:40

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