私の主観たっぷりで勝手に選んだ2008年アニメベスト15。今日はいよいよ第1位のアニメを紹介します。
第1位は喰霊 -零-でした。
http://www.ga-rei.jp/top.html
あきらめてって・・・言ったでしょ?
このアニメは演出がすごかった。第1話で東京に同時多発的に悪霊(とゆーより、ゾンビと怪獣)が発生。防衛省傘下の超自然災害対策本部特殊戦術隊第四課が迎え撃ちます。蛇足ですが、私の家の近くにある本屋に当アニメ番組を告知するポスターが貼ってあったのですが、そこにはこの部隊が描かれてました。
第四課は苦戦するも、なんとか悪霊を撃退します。この流れだと当然第四課が主人公になるはずなのですが、第一話の最後で少女悪霊黄泉に瞬く間に全滅させられてしまいます。
第2話では、全滅した超自然災害対策本部に代わり、環境省傘下の自然環境局超自然災害対策室が悪霊を撃退します。その中心は中学生の少女剣士、土宮神楽。神楽と彼女の仲間は、圧倒的な力で悪霊を撃退しますが、ここでも黄泉が立ちふさがります。しかも、神楽と黄泉はただならぬ関係があるよう。
「どうして… 黄泉、お姉ちゃん…」
「私を…、姉と、呼ぶなーっ!」
第3話以降は、この2話に至るストーリー。この演出は秀逸でしたね。10話で2話をリフレイン。そして最終決戦。その直前、揺れ動く黄泉の心。
自決したいのにできない。神楽を守りたい…
ただ、神楽と黄泉の最終決戦は、なにか物足りないものがありましたね。ちょっと残念でした。
黄泉はカテゴリーAの悪霊。でも、悪霊ではなく、操られてる生きた人間が正解だと思うのですが…