私の主観たっぷりで勝手に選ぶ2009年アニメベスト15。今日は第6位の発表です。
アニメ作品部門第6位は、黒神 The Animationでした。
http://www.kurokami-anime.net/
http://www.tv-asahi.co.jp/kurokami/
http://www.sunrise-inc.co.jp/kurokami/
いくぞ、クロ!
はい、慶太さん!
シンクロ!!
このアニメでもっとも記憶してるのは、やたら残酷なシーンがあったこと。ランドセルの幼女が大型トラックで轢死するシーンは衝撃的でした。また、主人公の可憐な少女クロが毎回毎回激しく殴られるシーン、特に吊るされた状態で何度も何度もバイクに弾き飛ばされるシーンも、かなり強烈でしたね。
アニメに対する表現規制が異様に厳しいテレビ東京では、絶対に放送できなかったと思います。
放送局と言えば、当アニメを(関東地方で)放送した局は、テレビ朝日。テレビ朝日と言えば、数年前まで良質な深夜アニメをたくさん放送してました。かみちゅ!、タイドラインブルー、SPEED GRAPHER、魔法遣いに大切なこと、SoltyRei、等々…
しかし、最近はあまり深夜アニメを放送してくれませんでしたが、去年久しぶりに当アニメを放送してくれました。が、残念ながら、このアニメ以降、また良質な深夜アニメを放送しなくなったようです。
このアニメの演出の最大の特徴は、最終回の1つ前の話の冒頭約5分でクライマックスが完結してしまったこと。残りの時間では、たっぷりと後日談を放送しました。また、最終回の約90%は総集編でしたが、最後の部分で見事にこの膨大な話を完結させてます。
通常これだけだらだらと後日談をやると間延びしてしまうものなんですが、当アニメはちゃんと最後までアンコが入ってました。
当アニメは一見すると格闘アニメですが、制作側は「人間ドラマ」だったことを訴えたかったのかもしれませんね。
蛇足ですが、夏のあらし!第1期も最終回の冒頭、数分でクライマックスが終了。あとは後日談を放送しましたが、あっちは完全に間延びしてましたね。
深夜アニメにはよく「契約者」て言葉が出てきます。当アニメの慶太も契約者。クロは被契約者でした。しかし、クロはとても遠慮深かったせいか、当アニメの契約者は被契約者より偉そうに見えましたね。
テーマ曲部門ですが、第6位は、NEEDLESSの後半のED曲、WANTED! for the love(ニードレス★ガールズ+)でした。
テレビサイズ
http://www.youtube.com/watch?v=1_GciXu_cAo&feature=related
フルサイズ
http://www.youtube.com/watch?v=il5MF5misc0&feature=related
当チャートはここまでバラード系の曲が多かったのですが、ここでようやくアニメソングらしい曲が出てきました。
この曲、当アニメに出演してる女性声優が多数参加してます。私が深夜アニメを見始めたころに活躍してた声優さんの声はわかるのですが、この曲を歌ってる最近出てきた声優さんの声はとんとわかりません。
この曲を一度聞いただけで各ソロパートを誰が歌ってるのか、ほとんどのご同輩はわかってるのでしょうね…
ちなみに、この曲に参加してる声優は、喜多村英梨(イヴ・ノイシュヴァンシュタイン役)、加藤英美里(ディスク役)、後藤沙緒里(セツナ役)、牧野由依(未央役)、茅原実里(梔役)。
梔(クチナシ)は劇中、一度しかしゃべってません。なのに、ED曲に参加させてもらってるんですね。