日々のメモ帳

日常生活での、ちょっと気になった事や、面白かった事などメモしていきます。

『コロナ禍中』/『相反・感染症対策』/『データーを読む』

2021-04-13 18:19:30 | 感染危機管理
昨日から書きかけていた『MEMO』を見直していた所、
『大阪の陽性確認者』『1099名』『過去最大』・・・
恐れていた『1000名』を超す『新規感染者』と報じられた。
『重症者受入ベッド』も、
『軽・中等』での『重症受入』を合わせると『満床』?
大変な事となった・・



『感染症対策』は『ダブルスタンダード』『相反・対策』
『矛盾する対策』を、より厳しい『規制』へ『一本化』しないと・・
『収束』への道のりは、ほど遠い気がしてきた。

例えば『マスク会食』も・・・
・この言葉だけであれば『会食』は『可』である
そして、『人数』も『少人数』『四人』までは『OK』
 『どんどん会食は、して下さい』とも取れる・・・
 (こんな事で、厚労省や、府のお役人も解釈??) 
でも、一方で『不要不急の外出は避けて』
 『出来るだけ、外での飲食は避けて』 と・・
『相反する』『人流規制』もでているが・・
対策も『マスク着用』・・
お店には『時短』『アクリル板設置』『換気』『間隔』と
『対策』をすれば『会食OK』・・とお墨付きも

『経済浮揚策』は『必要』かもしれないが・・・
『感染拡大』を止め事が先決であろう・・・
『どちらか』を『明確』に『規制』する必要がある
このために・・・
今は『人と人』の『接触』を避ける『規制』が、正しい・・のではなかろうか。

『相反・感染対策』のままでは、人々は『安易な方向に進み』
ますます『感染』は広まってしまう・・・と感じている

政府やマスコミでは『ワクチン接種開始』・・と
『コロナ収束』への『道筋』が見えたような報道がなされているが
まだ『ワクチン接種』は、数%の方のみである。

多くの方が『ワクチン接種』を受け『集団免疫』を得ない限り
『新型コロナ』へ打ち勝つ事は出来ない。
これまでは『人と人』の接触を避けるしか・・
『新型コロナへ打ち勝つ』方法はない。

どうすれば、多くの方々へ、この大事な事を・・
『理解』していただけるのだろうか??

*+4/12 書きかけ+*+*
前メモを書いてから、しばらくあいてしまった。今年も早いもので、4月となり、もう中旬である。
こんな中、先のメモでも恐れていた通り、大阪での感染者数は『リバウンド』し始め、4月3日、過去最多となる666人の感染が確認され、4月5日から『まん延防止等重点処置』が適用となった。
この重点措置は、大阪市内の飲食店に対し、『時短』と共に、店側へは『マスク無客入店拒否』や「アクリル板設置」、利用者に対しては『マスク会食』の徹底も呼びかけとの事であるが・・・本当にこれだけで『感染拡大』が防げるのか、疑問である。

そして、さらに感染者は日々『爆発的増加』傾向となり、重症病床が逼迫する可能性が出てきたため、4月7日、「医療非常事態宣言」が発令され、通天閣や万博の太陽の塔は、再び『赤信号』が点灯される事態となったが、先週末には『905人』、4月10日には、過去最高の『918人』の『新規感染者』が確認されたと報じられ、心配なばかりである。

[NHK HPより(4/10)]


大阪府のこれまでの感染者推移は、4/7の『大阪府新型コロナ・全体会議資料』などでまとめられており、3月末からの『急拡大』が読み取れる。


ただ、先週あたりからの大阪での『報道』を見ていると、『重点措置』での『マスク会食の是非論』や『マンボウという言葉の違和感』、さらには『東京vs大阪』『吉村知事、早期解除で失策』などと、『東京』を中心とした『報道』が多く、さらには『東京はいつ申請か』『京都は・・沖縄は』と、大阪府民の『感染』に対する『危機』が少し『削がれる』『報道』が多くなっているような気がしてならない。
この他、『ワクチン接種』や『変異株』といった『情報』もたくさん流されるが、今一番重要な『感染対策』が『何であるか』が『伝わらず』・・・・視聴者も『また過去最高て言うてるわ』『ワクチンなんていつ来るか判らんのに』『変異株も一緒やろ』と、少し『冷めた見方』となり、『情報過多』が『コロナ疲れ』を引き起こしている『感』がある。

国会での『尾身会長』の答弁での、毎回、緊急時に使われる『ここがふんばり時』という言葉や、テレビで毎日解説されている専門家の方々の『ここがポイント』も、そろそろ聞き飽きた『感』もあり、今一度『目新しい情報発信』と『正しく危機を感じる情報』を提供しない限り、国民はついてこれないのではなかろうか。

たぶん、こんな『情報』が出てこないと
『危機』を『危機』として感じられないのかもしれない・・・・
[1]『正しく恐れる』ための情報発信
  ・今、自分の周りで『何が起こっているのか』
  ・何が『起こる』可能性があるのか
[2]『対策』『諸施策』の『理論武装』
  ・何のためにするのか
  ・その結果、どういう『効果』が得られるのか、期待できるのか
[3]スケジュール化
  ・いつまでに、進めるのか(誰がも含めて)
   予定は仮でも構わない、適宜見直し、修正が重要

こんな事を感じている中・・・
先週末『イブニングニュース』で、神戸大学の岩田教授が、久しぶりに『Web出演』されていたが、いつもの『辛口』で、いまだ『収束』が見えない『感染禍中』で、今後の『あるべき姿』を『示唆』する『発言』をされていた。

一つ目は、今回の『新型コロナ対策』に『ビジョン』がない
二つ目は『政策』『指針』が『ダブルスタンダード』

この事で、『国民』は『混乱』し、『原理原則』に基づいた『感染対策』が出来ず・・
間違った『対策』で『収束』とはならず、『不満』『コロナ疲れ』が出ている・・・と
話されていた
クルーズ船での『DMAT』活動で、勝手な行動を取ったと『即退船指示』を受けられていたが、『感染症対策』の『実践プロ』の『思い』からの『警鐘』と思われた。

『マスク会食』では、『少人数会食』は『OK』と推奨している。一方で『マスクを付けて』・と対策を示し、さらには、お店には『アクリル板』『換気』と、さらには『時短』と押し付け・・・
やはり、今の『原則』は『人との会食は禁止』もし、食事をするとしても『個食・黙食』『家族食』まで・・・ごちゃごちゃの『ダブルスタンダード』となっている。
もっと『きっちりした』『規定』を作る必要がある・・と説明があったと記憶している。

そして、『ビジョン』についての『言及』はなかったが・・・
小生的には『Zero CORONA』『マスクのない生活』と勝手に設定した。
たしか、岩田教授は、『今回のオリンピック開催は無理そう』とも話されていたが、『新型コロナに打ち勝った証として』の『打ち勝つもの』『到達点』が『ビジョン』なのかもしれない・・

前メモの『On Line 飲んべー会 』での、政府『TV 広報』が『お花見、どないせ~いうねん』という発言も、よくよく考えて見れば、今は『不要不急の外出は自粛』であり、国民が迷う『ダブルスタンダード』であろう。

この『メモ帳』の中で『安全管理』等についても触れてきたが、『安全管理』では『ダブルスタンダード管理』はあり得ない。
回転機械に『ゴミ』が付着した時、取り除く作業時は『必ず回転は止めて』が『厳則』であり、『回転数を落としてつまみ取る』と言う事は『事故』を引き起こす。
『感染対策』はここまで『厳格』には出来ないかと思われるが、どこかで『アイマイ』な事があると、『収束』は見えないと思われる。『ハンマー』は『強く』『的確』に・・が『必要』である。

この岩田教授の『解説』を見ていて、もうひとつ疑問がわいてきた。
これまで『政府』や『大阪府』は、色々な『対策』を講じてきたが、『到達すべき目標』『期間』の提示がないままで進めて来ている。
『新型コロナ』は『未知』の物であり、『先が読めない』ところはあるが、過去『1年強』の『戦』の中で得た『知見』は多々あるはずである。
そそろそろ、『先回り』をした『対策』は打てるのではなかろうか。
どうも・・まだ『後手』『ゴテ』のようである

なかなか『有事』という事で、『北朝鮮からのミサイル』に備えるための『迎撃ミサイル』と同じように、一過性かと思われる『新型コロナ』への対応で『PCR 検査機器』や『プレハブ病床』の増強が進まないのかもしれないが、今『有事』として『対応』しないと、『日本』は、将来、また同じ事態で『破滅』するかもしれない。

+*+**
この日曜日、少し時間ができたので、今住んでいる地域での『感染状況』がどうなのか・・気になるので調べて見た。
<なぜ・・・>
これまでの『新型コロナ対応』では、『大阪府知事』からの『悲痛な呼びかけ』は、日々聞こえるが、その下の『町々』での『感染対策』があまり聞こえてこない。
市や保健所などからも、詳細な『クラスター』発生状況などは『個人情報保護』や『誹謗中傷』を避けるためか、『発信』が少なく『危機』はあまり感じられない。

ましてや、ご近所や、知り合いで『感染』された方は、まだ幸いな事におられないので『実感』はない・・多くの『府民』の方も、そう感じておられる・・かもしれない。
これが、『感染対策』が十分に進まず、『コロナ疲れ』となっている原因かもしれない

今、住んでいる『町』での『感染拡大』はどうなのだろう・・
大阪市内と共に、市外でも『感染者』増加傾向にあると報じられているが・・
本当に、わが『市』でも『感染拡大傾向』にあるのだろうか・・



『正しく恐れるため』に、少し『現状』を調べてみる事とした・・・

<関連データー>
簡単に探し出せるデーターは、市役所のHPにある『市内の感染患者の発生状況』、府の『新型コロナ対策本部会議資料』。夕刻に出される『マスコミ報道』と、NHK・HPにある『統計データー』位であるが、自分なりに『加工』してみた。

<市役所『市内の感染患者の発生状況』>


これを、グラフ化してみると、確かに4月に入り『感染拡大』は急激となっており、このまま増加すると、月内の『感染者数』は『過去最大』となってしまう可能性がある。

[市内 感染者発生状況]


[府内 感染者発生状況]


同じように大阪府についても、NHKの『データー』を整理してみたが、同じような『傾向』にあり、我が町も気をつける必要があるが、『市』などからの『情報提供』はほとんどない。

『大阪市』と『府内』の各市町村がどんな状況なのか・・
毎夕『マスコミ報道』のデーターを、一覧表に纏めなおして見た

[マスコミ報道 データー]


[10日分 集計 (4/1~4/10)]


このデーターを、比較のため人口1万人当たりで比較してみた。

[感染者(人口 1万人)]


この『データー』から、『大阪市内』からの『感染拡大』は、人口密度の高い周辺の『市』へドーナツ状に『拡大』し、さらに『郊外』の『市町村』へ広がっている。
感染者が、『市中部』は『10人前後』。その外は『7人前後』。さらに『郊外』は『5人前後』となっていることからも、この事が見えてくる。

こんな『解析データー』は、なかなか『府』や『地方マスコミ局』からも報じられないが、
『個々人』の意識をあげていくためには、必要なのかもとも感じている・・

マスコミのニュース報道も、もう少し『上滑り』ではない、地域独自の『深堀』を『報道』する事で、その地域独自の『状況』が『理解』でき、『意識』が上がる気もしてきた。

ただ、『府』では出来ないので、産学合わせた『データー解析者』の応援も必要であろう。

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