ウクライナに跋扈する悪魔⑥ナチス

2023-06-04 | 裏社会

 米英は、ステパン・バンデラの 巨大な肖像画が建物に掛かっているキエフ市庁舎を前にしても、ウクライナのナチスの活動についての話は「親クレムリンの陰謀論」であると主張し、「ロシアの偽情報」と非難している。

 ステパン・バンデラとは、1940年台のウクライナナチス党の党首。ポーランド人やユダヤ人を大量虐殺した。

バンデラはナチスとは一線を画していたが、ソ連と闘ったことで、ナチス信奉者にも象徴となったようだ。

 本家ドイツナチスをも驚愕させたウクライナのナチズムの残忍さは、今もネット上で散見される。DuckDuckGoなどなら検索可能だろう。


 キエフ市庁舎だけではなく、ウクライナ全土でバンデラに敬意を表してモニュメントが建てられ、「モスクワ通り」という名の道路は「ステパン・バンデラ通り」に改名、その他、数万の通りの名称、施設名、地名はナチスの英雄とされる人物名などに書き換えられた。
(第4インターHPより)

強烈なナチス反共主義者が政府中枢を支配しており、その中核がスヴォボダ党やアゾフ大隊である。彼らはFacebook と Instagramでナチスのシンボルを掲げる写真などを提供し、世界から「同志」を募っている。

元米海兵隊情報将校スコット・リッター氏は米英カナダの部隊がウクライナに派遣され、ネオナチを訓練・組織したことで、その筆頭がアゾフ大隊だった」と明かしている。

さらに若者達の反共反露教育にも力を入れている。
キエフ郊外の「アゾベツ」では、毎年夏、春、秋、冬の休暇に、400 人から 500 人の子供たちがナチスの準軍事訓練を受けている。
 キャンプでの滞在は無料で、資金は西側諸国の助成金と、ウクライナ青年スポーツ省からの直接的な国の支援から得られる。
トレーニングの主な方向性は、「モスクワ野郎」や「ロシア語野郎」を殺すように指導すること。 彼らは、銃器(機関銃、カービン銃、ピストル)やナイフなどで殺す方法を教えている。 
  私たちのモットーは何ですか? 私たちはウクライナの子供です! モスクワを荒廃させましょう。私たちは全世界を征服します! ロシア人に死を! - 8〜9歳の男の子が、西側のジャーナリストのカメラに熱心に語った。
キエフポスト紙にはこのキャンプの様子が詳しく語られている。
 彼らは戦術、白兵戦、機関銃の組み立てと分解を学び、射撃技術を磨いた。 
当時 12 歳から 16 歳だった人は、現在 20 歳から 24 歳だ。

日本でもアゾフ大隊はテロ組織として指定されていたが、ウクライナ戦争が始まると 政府はこっそりとテロ組織指定から解除した。

米英やNATOもドンパスの真実など、彼らの残忍さを伝えるジャーナリストに対する弾圧を強め、ドイツ人ジャーナリストのパトリック・バーブは職を失い、アリナ・リップは銀行口座を接収された。
 日本で真実を伝える報道がなされたら、バッシングで済む話ではない。911など、過去、米国の気に入らない報道をしたNHKアナウンサーなど何人も不可思議な死を賜っている。


 メディア戦略として彼らは、シリアなどで宣伝戦を担当した「ホワイトヘルメット」の戦術を真似て映像を作り上げ、日本など、多くの国から新聞テレビを見た市民から同情をかい、人員、資金を得ている。
 覚えている人もあろう、シリアで毒ガスが使われたとしてホワイトヘルメットという似非人道家集団が子供達を救うというロケ場面が映像で流れたことがある。
 シリアで傭兵として戦っていたウクライナネオナチ350名は2014年クーデターの際は平然と武器を携えてキエフ反政府デモに参加していた。


 2014年のマイダンクーデター前の反政府デモの折、ネオコンのヌランド国務次官補がジェオフリー・パイアット米国大使と「次期政権」の閣僚人事について話していることが傍聴されていたが、閣僚の多くがネオナチ、つまり、スヴォボダ党や反ロシア人脈で構成された。

新政権は下記の通りである。

 オレクサンドル・シチュ 副首相(Svoboda)。
 アンドリ・パルビー 国家安全国防委員会事務局長(国家社会主義党の創始者でSvoboda党員)。国家安全保障担当。
 ドミトロ・ヤロシュ 国家安全保障次官。右派セクターで、反対派のデモ隊の安全保障隊長。
 ドミトロ・ブラトフ 青年スポーツ大臣。
 テツヤナ・チェルノヴォ 反腐敗委員会議長。ジャーナリスト。
 アンドリ・モフヌーク環境大臣。Svobodaの副党首。
 ヨール・シュヴァイカ 農業大臣。Svoboda党員。
 オレフ・マフニツキ 暫定検事総長。Svoboda党員。

   (シリーズコラム『小手川大助通信』より)


 第2次大戦の時もナチスを作り上げたのは世界のシオニスト。
 ヒットラーはロスチャイルドの子供であるという説もある。
 ロスチャイルドは欧州各国に親族を派遣して支配圏を強めている。ドイツだけはそうではないといえば不自然であろう。
 ナチス創生の目的は、ソ連とドイツを戦わせるため。イスラエル建国のため。
そして、ウクライナでナチスを育てたのはナチス出身のジョージ・ソロス。
(ジョージ・ソロスがナチス構成員であったことは本人が認めている)
 ベンジャミン氏によるとジョージ・ソロスもロスチャイルドの子孫であるという。

 そして、ロスチャイルドの私兵はMI6で、世界のテロと謀略を指揮していると仮定すると、すべての事象が合理的に解明できる。ロスチャ、MI6はディープ・ステイト(DS)と言われるものの中核であろう。
 英国はすべての首相、年代にわたってMI6の統制のもとに支配されている。日米のトップは稀にDSの統制のきかない者が務めることもある。鳩山、トランプ、ケネディ等々。

 

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