ずいぶん前から育てている鉢植えの筆柿です。
実が生らなくても、観賞用にと育てていました。
毎年実がつきませんでしたが、この前見ると、たった一つだけ実が生っているではありませんか。
「たった」という言葉は良く使います。
Weblio辞書によると、「ただ(唯)」の音変化で、数量が少ないことを強調するさま。わずか。ほんのという意味。となっています。
なるほど・・・。
赤くなって熟れてきたので、もいで食べてみました。
「もぐ」というのは、方言ですかね。よく使います。
甘くておいしかったです。
この筆柿は、こちらのスーパーなどでは売っていません。
筆柿は江戸時代より愛知県三ヶ根山麓に自生していた品種で、形が毛筆の筆先に似ていることから「筆柿」と名付けられたようです。
主に愛知県で生産され、額田郡幸田町の特産として全国的に有名です。
1個100g程度の小さな甘柿です。