サマータイムマシンブルース2005

　SF研究会はエツエフ研究会に変わっていた。

　BS2にてヨーロッパ企画の舞台中継を見ました。基本的には映画と同じ・・・というよりも舞台が先なのですが、本広監督が彼らの舞台を気に入ったこともあるし、映画でしか表現できないようなタイムリープを舞台ではどのように表現しているのかを確認するため楽しんで見ました。映画にも出ている河童（永野宗典）や未来からやってきた田村（本多力）も出ているので、そのままの演技がとてもわかりやすい。舞台はSF研究会の部室だけなので、逆に難しいんじゃないかと思いきや、フラッシュなどの照明効果で上手く時間のズレを表現していました。

　映画よりもギャグ満載で脚本の面白さは絶好調だし、昨日の服に着替える早業や、同じ場面をそのまま繰り返す面白さがとても新鮮。小道具のタイムマシンは映画よりもチャチ。これならば設計も簡単そうだ。「ドラえもんのタイムマシンにだって5人乗れるんだし・・」などとネタも豊富で、映画よりも笑えること間違いなし。

　映画を観たときにはタイムパラドクスも理解できたかのように納得していたのですが、ロッカーに隠れていた甲本の矛盾によって混乱してしまいました。さすがに舞台上には同じ人物が登場できないので、すんなり事が進むのですが・・・と混乱した頭を整理するため、また録画したものを見るためリモコンが大活躍。

　放送された番組はずっと引きの映像なので、顔がよくわからず、女の子がつい上野樹里なんじゃないかと錯覚したままの鑑賞となりました。SFは「少し不思議」の略。