俺じゃなかったのか・・・残念(笑)。
凄腕スナイパーとして特殊部隊で活躍していたクイン・マッケナ(ボイド・ホルブルック)。実在したスナイパー、クリス・カイルは160人殺した(by『アメリカン・スナイパー』)というから、13人じゃ少ないだろうと、馬鹿げた比較もしてしまう。そんな彼が戦う相手は、もっと人殺ししているであろうプレデターなのだ。どんだけ銃を撃ってもなかなか死なない凶悪な捕食者。しかし、本当に捕食者なの?と疑問を呈する生物学者ケイシー(オリヴィア・マン)がいた。彼らは生きるために人を殺してるんじゃなく、狩りを楽しんでるだけなのだと。そして異種交配によりDNAレベルで進化し続けてるという予測を・・・
メキシコに墜落したUFO。そこにあった謎めいたヘルメットとガントレットを見つけ、自分の私書箱へと送ったのだが、たまたま息子のローリー(ジェイコム・トレンブレイ)が手に取ってしまった。そして謎の装置を起動させてしまい、そのシグナルによって地球にプレデターを呼び寄せてしまったのだ。
一番怖かったのはプレデター犬だったでしょうか、あんなのには勝てない。ただ、上手くすればなつくというので、なんだか不思議。さらには3.3mもある進化したプレデターが登場し、こんなのが地球にいっぱい飛来してきたら人類はマジで絶滅危惧種だな。ルーニーズという退役軍人集団のセリフは卑猥な言葉ばかりで、ちっとも話が見えてこなくなることにウンザリさせられるんですが、ケイシーのとぼけたような言動によってストーリーは面白くなる。
プレデターが地球で優秀な人間を探していることが中心となってくるのですが、マッケナという言葉を発してからはクインが「俺の狙撃技術を高く買ってるんだな」とでも言いたげな優越感と嫌悪感が混ざったような表情も楽しめる。また、『ワンダー 君は太陽』でも好演したジェイコム君がいい味出してた。発達障害とか言われてたけど、凄い子だったんですね。
★★★・・
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