赤ちゃん返り

コタロウ。
私が帰宅すると
大歓迎の大喜びっていうのは
いつもなんだけど
最近はその喜び方が
子犬だったころを彷彿とさせる･･･。

フェンスを開けると
急いで手近のおもちゃをくわえて
お尻をフリッフリしながら
マリのように弾みながら
私の足元をチョコチョコ駆け回る。

コタちゃん逃げろ～！
と言いながら(笑)
フェンスを片付けると

早く座れ座れと
足元にまとわりつき
座ると急いで膝にのって
おもちゃで遊びだす。

私がテレビを観ていると
チョイチョイと
とても控えめに肘をつつく。

パソコンをやっていると
脇の下からグイグイと頭を突っ込んで
私とパソコンの間に割り込んでくる。

コタちゃん、
あなたもうすぐ8歳よね？
振り返るコタロウの顔には
確かに白いものが混ざり始めてるけど
その顔つきは子犬のようで
あの小っちゃかった頃と重なって
ハッとすることがある。

･･･赤ちゃん返り･･･

コタロウね、
ママ、コタロウの赤ちゃん返り
ウエルカムよ。



もう一度赤ちゃんから
何度でも赤ちゃんから
そしたらずっと
コタロウと一緒にいられるもの。
そんなこと想うママは自分勝手だね･･･。


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いい子

5時起床

寝室にコタロウがいない。
見るとラグに伏せしてた。
いつからそこにいたの？

朝シャワーから出ると、
コタロウ元気うんぴしてくれた
ありがとね

フェンスにおやつ入りおもちゃ用意してたら
自分で入ってきてくれた
ありがとね

残業して20時過ぎに帰ると
コタロウちびってなかった。
私が帰ると大喜びで駆けまわて
トイレに飛び込んですぐに大量チッコ。
我慢しなくていいのに･･･。

おやつ探しっこゲームで運動
夜ご飯を元気に完食。
そして夜もトイレでうんぴ
ありがとね

君は本当に本当にいい子。
私にはできすぎの。




ママの自慢のいい子タロウです


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君へ…

７年も一緒に暮らしていると
夫婦でいえば、もう
空気のような存在。

しかし
倦怠期
とか
亭主元気で留守がいい
的な気持ちは全く芽生えない。

仔犬のころに比べて手がかからなくなり
濃密なコミニュケーションは減ったけど、
気持ちの中では愛情は募る一方。

当たり前のように隣にいる
コタロウの気配をふと意識して
その小さな命のはかなさに
急に気づいて動揺し
あと何年一緒にいられるのだろうと
良くないことを思って
勝手に涙ぐんだりする。


私はまちがいなく
重度のペットロスになるだろう。


コタロウ

どうかずっとママのそばにいて。

ずっと可愛い顔でママを見つめていて。

美味しそうにご飯食べて

ママの肘をチョイチョイってやって。


そう
心の中で語りかける晩夏の夜です。




コタロウ体重3.25kg

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