コタロウとママのつれづれ日記

パピヨンコタロウとママの日々のあれこれ
そしてコタロウが命いっぱい生きた記録です。

盲導犬のもうひとつの話

2014-02-11 | 動物の幸せを願って
盲導犬育成のために

価格.comのクリック募金をご紹介しました。

でも・・・・・・・・
ネットで、北九州で盲導犬がユーザーの虐待に会い
失踪した、という記事に出会いました。

盲導犬アトム

もう、2年も前の話です。
かなり話題になっていたようですが
私は今まで知りませんでした。

この話には、虐待はなかった、
という記事もあり、
実際に自分の目で確かめていないので
あくまで私見として書くのですが、

近所の人から虐待の通報が何度もよせられていること。
アトムが歩きながら排尿している姿。
(排尿するために立ち止まることすら許されていないのでは)
ふせられないほど短い鎖で繋がれ、
悲しそうに鳴いている姿が目撃されていること。
たくさん食べると糞をたくさんするから、と
満足な食事をやらないとユーザーが言っていたという情報。

他にもありましたが、
そのうちの1つでもあてはまれば
それは「動物虐待」にあたると
私は思いました。

しかも、このアトム、
通報により、一度は盲導犬協会に引き取られたのに
また、同じユーザーに
引き渡されたというのです。
考えられない。
そして、失踪。

盲導犬はとても忍耐強いです。
そんな子が失踪するなんて
余程のことでしょう。
一度保護されたのに
また怖い場所に戻されて
絶望してしまったのではないかしら。

今、アトムはどうしているのでしょう。
誰かに保護されて
元気にしていてくれますように
と願わずにはいられません。


目が不自由な人に盲導犬を。

でも、犬好きでなければ無理だと
私は思います。
犬好きでも、毎日のご飯、うんちの始末
散歩、シャンプー・・・。
お世話は結構大変です。
それを目の不自由な方がするのであれば
大変さは一層のことでしょう。
犬好きでなければ無理じゃないかしら。
好きだからこそ、お世話も厭わずできるのではないかしら。

盲導犬は「命」です。
ものじゃない。
盲導犬はユーザーさんのために
その一生をささげる。
だから、ユーザーさんには
その心構えと責任感を持って
向かい合ってほしいものです。

ほんの一部の心ないユーザーのために
他のユーザーさんが同じような目で見られたり
何より盲導犬がひどい目にあわされるのを
許すことはできません。

盲導犬協会は
盲導犬の一生を見守る
盲導犬の拠り所になってほしい。

きちんと食事をとれているか
清潔にしてもらっているか
虐待を受けていないか。

少しでも危険な兆候が見られれば
躊躇せず盲導犬を保護し
そのユーザーには二度と
盲導犬を渡さないでほしい。

盲導犬育成には
膨大な費用と時間がかかるのでしょう。
たくさんの人の手で
人が大好きな盲導犬が育てられるのでしょう。
そんな、大切な盲導犬を
ひどい目に合わせるような
ユーザーには絶対に渡さないでほしい。
世の中にはたくさんの方が
盲導犬と一緒に歩ける日を
待っているのですから。

盲導犬をただ増やせばいいというものではない。
人間のために働く盲導犬を
人間がきちんと守ることができる
システムや組織を作ってください。
盲導犬協会さん。

募金。
どうしよう・・・と悩みましたが
まずは進みながら考えよう、と
続けることにします。

今はネットで世界中の情報が手に入る。
ネットがなければアトムのことも
一生知らずにいたでしょう。
知ってしまうと、悩ましい。
息苦しい気持ちです。

こんな私に、
何ができるのでしょう。
コメント (2)
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