コタロウとママのつれづれ日記

パピヨンコタロウとママの日々のあれこれ
そしてコタロウが命いっぱい生きた記録です。

犬と暮らす覚悟

2015-09-19 | 動物の幸せを願って
千葉県松戸市で起こった
飼われていた紀州犬が人を噛み、警察に射殺された事件。
13発もの銃弾を撃ち込む必要があったのか。
そんな死に方をした犬のことを思うと胸が苦しくなる。
野生動物でも網などで捕獲されるニュースを見る。
この犬の場合も、網や麻酔銃などの方法をとることができなかったのか。
確かに、体長120センチもの紀州犬が襲ってきたら私だって怖い。
命の危険を感じることだろう。
だから警察の人を責める気持ちはない。

ここで一番罪が重いのは「飼い主」だ。

犬と暮らすと決めたときから、
その犬が人間社会の中で幸せに暮らすことができるよう
そのためのしつけをしっかりと行う義務がある。と私は思う。


人を噛んではいけない

人に吠えかかってはいけない

他人の連れている犬に飛びかかったりしない

飼い主の言葉に従うことができる


暴力的な犬は
ほとんどが子犬の時のしつけができていない。
可愛い可愛いだけで好き勝手にさせていて
いけないことをきちんと教えない。
または、虐待を受けている。

犬がいけないのではなくて飼い主がいけないのだ。

犬は何が良くて何がいけないのかわからない。
人間社会のルールを知らないのは当然で
自由に走り回り、じゃれてかみつき吠える。
それが、犬だ。
その子に、人間社会のルール、
人間が勝手に考えたルールを覚えてもらう。
犬の本能に逆らうこともあるだろうが
しつけが進んでいくうちに、その犬も理解して
人と穏やかに暮らせるようになっていくのだと思う。

犬が言うことを聞かないのは教え方が足りないからだ。
根気強く時間がかかっても必要なことはきちんと教える。
無理強いするのがかわいそうだから・・・と
しつけをしないでおくと、
結果的に、噛んだり吠えたり、
言うことを聞かないわがまま犬になってしまう。
そして、その最果てが今回の事件だ。
今回の事件では、犬も被害者だったと思う。
違う家で飼われていればもっと穏やかに育つことができたのではないか。
そう思うと残念でならない。
この飼い主には犬の供養をしつつ、二度と犬を飼ってほしくない。

よくテレビで
バカ犬をしつけ直す、というのをやっているが
そこに出てくる人の多いこと。
こんなにも、なってない飼い主が多いのかと驚く。
やらせではないのか???(であってほしい)
困ってるんです~テヘッ♪
みたいな飼い主さんを見ると頭痛がする。
世の中こんな感じが普通なんだろか・・・・。

私は決して、できた飼い主などではない。
コタロウは初めて迎えた犬で
最初は育犬本と首っ引き。
毎日大騒ぎで、クタクタで、
噛まれ、吠えられ、粗相された。
そのコタロウはもう6歳になったというのに
未だに試行錯誤の毎日だ。
ちょっとした様子に悩んだり、調べまくったり
病院に駆け込んだり、泣いたり、
ジタバタしてる飼い主だ。

でも。

この子は噛まないし吠えかかったりしません。

そう、自信を持っていうことができる。

散歩ではあっちゃこっちゃ行ったりしてまだまだだけど
待て、ができる。

それだけで、この人間社会でうまくやっていけるのだ。
この私ができたんだから、誰だってできる。

犬と暮らす覚悟

大それたいい方だけど難しいことではない。

この子が好き。
この子を幸せにしたい。
この子と一緒に幸せに暮らしたい。
そのために必要なことを覚えてね。
その気持ちがあれば、どんなにやんちゃな犬とも
根気強く向き合っていけるだろう。

いい子ね、と言ってもらえる犬は
それだけで幸せな犬なのだと思う。


どうか、すべての犬が幸せになれますように


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コメント (2)
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