コタロウとママのつれづれ日記

パピヨンコタロウとママの日々のあれこれ
そしてコタロウが命いっぱい生きた記録です。

病院ジプシー

2018-04-12 | 通院の記録
コタロウの病院についての迷いが
再燃してしまいました。
(今日は長文です)


昨日コタロウを連れて行ったのは
昨年末に自宅近くに開院した動物病院でした。
気になっていて、いつか先生とお会いして
話を伺いたいと思っていました。

それが昨日
思いがけない形で現実に。
コタロウのちんちゃん事件は
うじうじ重い腰を上げない私に
きっかけをくれたのかもしれません。

先生は優しい雰囲気の話しやすい方
というのが第一印象でした。
コタロウのちんちゃんを戻してもらってから
先生にいろいろとお話を聞いていただきました。
・・・行って良かったです!

そして、そのためにまた
病院についての迷いが再燃してしまいました。
かかりつけ医を移そうか・・・ということ。

元気なころは
狂犬病ワクチンと混合ワクチンと
フィラリアでしか病院と縁もないから
病院について考えることはほとんどなかった。
友人に紹介された今のかかりつけ医に
コタロウが子犬の頃からずっとお世話になってた。
電車とバスでちょっと遠いけど
年に数回だからいいかって思ってた。

膝蓋骨脱臼、連続嘔吐、痙攣発作、環軸椎亜脱臼、肥満細胞腫・・・
体調を崩すことが出てくると
病院がとても身近になり
通いやすいことがどんなにか重要だとわかる。

特に肥満細胞腫が発覚して
これからは病院にお世話になることが増えるのだろうと思うと
治療方針や通院の利便など
病院について改めて考え始めた私。
でも仕事や自分の体調不良、
そしてコタロウの症状が落ち着いていたことから
先延ばしにしてしまってました。

私の家の近くには高度先進医療センターのような
規模の大きな病院はありません。
もしあったら、そこにしていたかもしれません。
そして先進医療を受けさせたいと思い、
手術でもなんでも・・・という気持ちになっていたかもしれません。

手術したり、入院、その後のリハビリのために
電車やタクシーで片道数時間かけて
先進医療ができる病院に何度も通うのは
コタロウに負担をかけるという点で現実的ではない気がする。
私が住んでいる場所のために、
コタロウが受ける医療に限界を作っていると思うと
申し訳ない気持ち。

一方で、自宅近くに先進医療の病院があったら
本当に先進医療をなんでも受けさせたいのか?
手術をして転移再発したらまた手術するのか?
とことん闘う気なのか?というと
それは違うという気がする。


コタロウが
痛くつらく苦しい思いをしないで
穏やかないつも通りの生活を
少しでも長く過ごさせてあげたい

症状が進んだら
できるだけ痛みを取り除く治療をしてあげたい
つらく苦しい時間を少しでも短くしてあげたい

それが私の気持ちです。

それには、手術より、高度先進医療より
大切なものがある気がする。


肥満細胞腫を見つけてくれた先生は、
自宅からまあまあ近い(歩いて行ける範囲)開業医で
すぐにすれば完治を見込めると手術を勧められました。
そして手術には自信もおありのようでした。
結局手術はしないって話したら
快く受け入れてくださったし、
診察の様子を見ていたら
腕は確かな方と思います。
ただ、ちょっと怖い・・・(笑)
不愛想(職人気質?)で
私が緊張してしまいます。
いろいろ相談しながら決めていきたいけど
手術が得意ゆえに、
私の気持ちと合わなくなってくる気もします。
でも、緊急避難的な部分手術が必要になった場合
手際よくやっていただけるのだろうなと思ったりします。


かかりつけの先生は
手術するなら拡大切除しなければ意味ない。
今の状態で拡大切除すれば
手術前よりも後の方が
毎日の生活が不便になって
手術をするメリットを感じない。
この腫瘍を見ていると、このまま悪くならずに
コタロウの寿命まで過ごせるかもしれない。
という意見で、
これが私の気持ちと合い
私の決断を後押ししました。
長いお世話になっていて
コタロウのデータは一番持っている病院だし
治療方針も私の希望と合っています。
ただ、実際に抗がん剤を使うことになった時
多く症例があり私が希望するイマチニブを扱っていないこと
電車とバスでちょっと遠いことがネックです。
あと先生の体調が良くないようでちょっと心配かな・・・。

そして今日の病院。
先生にお話ししたら
イマチニブは私が希望するなら取り寄せるって(嬉)
歩いて10分ほどで行けるし
先生、病院近くにお住まいのようだし
(夜間は連絡つけばみてくれるそう)
あと、混合ワクチンを打つのをためらっていることを話すと
任意だから無理強いはできないけど・・・と前置きしたうえで
ワクチンをうつ必要性と副作用について
先生の意見を言ってくれて、その姿勢に
相談しながらいろいろなことを決めていけそうだと思いました。

ただ・・・
獣医2名、看護師兼受付1名っていうのが
小規模すぎてちょっと心配。
これからスタッフが増えるならいいのですが・・・。

3つの病院
いいところ、ちょっとねっていうところ
それぞれあるんですよね・・・。

そして、
大きな病院にかからないっていう
その治療方針で本当にいいの?っていう想いも
いつも心にあります。
コタロウの症状が進んだとき
後悔するんじゃないかって。

でも半年前に手術しなかったから
今も変わらないコタロウと暮らせているのよね。
これがまた半年、1年と続いていく。
そんな期待も持ちつつ

早く病院を決めなくちゃな。

結論が出ないまま
今日は終わりです


毎日コタロウの鼻の腫瘍を見ながら
本当はビクビクしてて
誰にも言えない心の声を
ここで発散してしまいました。



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コメント (4)
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