コタロウとママのつれづれ日記

パピヨンコタロウとママの日々のあれこれ
そしてコタロウが命いっぱい生きた記録です。

・・・

2020-09-27 | 日記
寝坊して
コタロウのご飯の支度をしている時に
テレビの速報が竹内結子さんの訃報を告げた。
動悸がする。
テレビの前に座り込んだ私にコタロウが駆け寄ってきて
私の膝に前足をのせて顔を覗き込む。
それで我にかえる。

友だちでもない、知り合いでもない
会ったことさえない人なのに
どうしてこうも動揺するのか自分でもわからない。

どうにも気持ちが落ちるのは、
なぜ、という思いを納得させる答えがないからだ。
経済的困窮、不治の病、DV、いじめ・・・
思い当たる理由がないからだ。
美しくて才能があって家族もいて
多くの人が好きだという彼女が
ふっといなくなってしまう道を選んだのはなぜなのか。
でもそれを知りたいというのはただ自分が落ち着きたいだけ、
独りよがりで傲慢なことだ。


花が咲いたように華やかな
太陽のような明るい笑顔の素敵な人。
こんな悲しいことからもっとも遠いところにいると思っていた人。
さびしいです。


とにかく気持ちを落ち着かせたくて
コタロウとバギーで公園へ。
人がいないところでマスクを外し深呼吸する。
こんなにいっぱい空気を吸うの久しぶり、という気がする。
何も考えないように
ただ、コタロウだけを見ながら歩く。
コタロウもよく歩いてくれて
1時間以上プラプラと散歩した。
今日は私のための散歩だった。
コタロウ、つきあってくれてありがとう。


コタロウがいてくれてよかった。
コタロウのお世話をする、という一点で
私は踏ん張れている気がするから。
私でなくてはいけない
生きる意味を、ひとつは持たせてもらっているから。
どんな小さなことでも、たったひとつでもあると
気持ちを切らさないでいられる気がします。


半沢直樹の最終回。リアル視聴。
いつもは録画なんだけど今日は家事を済ませて
コーヒー淹れてスタンバって観た。
花ちゃんの
「生きていればなんとかなる、生きていれば、なんとかね」
で、号泣。彼女のことをふっと思い出してしまって。
最終話ほとんど泣いてた(笑)
泣きたくて、とにかく泣きたかったんだと思う。
抑えていた気持ちが解放されたような。



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