ほやほやをこわごわ･･･

コタロウと散歩していると
気をつけて地面を見ているのでいろいろなものに気づく。

ゴミは持ち帰りましょう
ゲーはしないでください（片付けに戻ってほしいわ）
痰も吐かないでください
そして、犬のウンは持ち帰りましょう

みんながそれをするのが普通になったら
どんなに街がきれいになるでしょう

ね～

なんてコタロウと話しながら水辺公園に到着。
散歩を開始してすぐにコタロウはプリっと。
昨日はお散歩なしだったからね。

さて回収、とバッグを探るも･･･ない。
ウンポイ袋が入ってない
一昨日、シャンプーに預けて帰宅した時に入れ忘れたんだわ。

さてどうする？
元気ウンを前にしばし考える。
流せるウエットティッシュのビニールケース、使いかけのと2個ある。
１つを空にして開いて袋として使おうとしたけど開けられず
袋自体を二つ折りにして
ウエットティッシュで包んだウンを二つ折りの中にそっと収納。

二つ折りの脇からはみ出ないか気にしながらお散歩続行。
ほやほやをこわごわ持ち歩く。
こんな日に限ってコタロウはうん祭り(笑)
4回もした
さぞスッキリされたことでしょう。
そのたびにフワッと包んだうんをフワッと二つ折りの中へ。

ウンポイ袋忘れにご注意を


スッキリなさったコタロウ



今日のお散歩でコタロウは
ベンチで休んでいた赤ちゃん連れの若いご夫婦を気に入ってしまった。
ダメよと言うのにジリジリと近づいていって、
とうとう、ニコニコしている奥さんの足元に。
そして背を向けてスタッとおすわり。
すみません、と離そうとしたら、奥さんが「可愛い」とコタロウを撫でて
それから、ハッと手を離して私に「断りもなく触ってすみません」と言った。
こちらこそ近づいてしまってすみません、と私も。
奥さんの一言で、この方たちはいい人、と思った。

このご時世、人との触れ合いはできるだけ控えているのだけど。

コタロウはご夫婦の足元に交互に行ってはお座りして甘えて。
ありがとうございました、と離れて少し行くと
コタロウは回れ右してまたご夫婦の元へ
何度も何度も戻っては甘えてた。
ご夫婦も、とてもコタロウを可愛がってくれて、
でもあまりに戻るので笑ってたわよ。
犬を飼ってますかって聞いたら
飼ってないけどさっきペットショップに行ってきたんだって。
その匂いかしら？それとも赤ちゃんの匂いかしらね。
それより、優しい人だってわかったのかもね。

一言で、とても気持ちよくなれることってあるわね。
そういう一言を言える人になりたいなぁと思いながら帰りました。



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