コタロウとママのつれづれ日記

パピヨンコタロウとママの日々のあれこれ
そしてコタロウが命いっぱい生きた記録です。

揺れる心

2022-06-26 | 肥満細胞腫

コタロウは、日中も夜も息苦しそうにすることが多くなってきた。

夜は一晩グッスリ眠ることはない。

それがかわいそうで、なんとかしてあげたいと思う。

 

ホモトキ注射に冬虫夏草に紅豆杉。

自然療法の病院の先生とは、しばらくはこれでいこうという話になっている。

しばらく、というのはコタロウの体調に明らかな変化が現れるまで、ということだ。

先生は、コタロウは食欲もありうんちも良くて、見た目も元気があるから

あまりアレコレやらない方がいいと思う、とおっしゃった。

確かに、私が話さなければ他人には 病気の子とわからないくらいだしね。

私の希望通りの医療・サポートをしていて、これ以上何を望む?って話なのだけど。

コタロウに元気がある今のうちに、病気をもう少し良い状態に

押し戻せたりはしないのかな・・・と思ったりするのだ。

それは「欲しがり過ぎ」というものなのだろうか。

 

眉間のしこりは、針生検をしていないから正確な病名は不明のまま。

今回もまた、つい先生に、針生検で確定診断をつけた方がいいか、

と聞いてしまう(ブレてる、ブレてる私

その先に治療(西洋医学の)をする、というのでないなら

しこりに刺激を与えるのはリスクの方が大きいと言われた。

そうよね、そうなのよね・・・わかっていたのに。

先生がもしもこの時「そうね、じゃあ検査しましょうか」と言ったなら

私はいったいどうしたのだろう。

 

私は手術も抗がん剤も放射線もコタロウには考えていない。

ステロイドも抗生剤もコタロウの身体に入れることをまだ受け入れていない。

でも、投与で息苦しさが緩和されるなら、と思う私もいる。

だけど・・・副作用で下痢や嘔吐が出たらそちらの方が苦しくはないか?

コタロウの免疫が破壊されはしないか?

内臓に負荷がかかって食欲や消化に影響が出ないか?

コタロウは、食べられなくなったら一気に弱ってしまうと思う。

一番の楽しみの食べることは、最期の最期まで楽しませてあげたい。

 

ホモトキ注射はガン抑制の成分も含まれているそうだけど

コタロウの免疫や体力をサポートする成分がメインだそう。

冬虫夏草は免疫を整え、紅豆杉はガン抑制。

どれも、西洋医学のように腫瘍に直接働きかける即効性のあるものではない。

 

コタロウが自身の体力・免疫力で病気と対峙するのをサポートしようと

決めたはずなのに、どうしてこうも心が揺れるのだろうか。

どんな選択をしても、何らかの後悔をすることにはなるのだろうな、と

この4年9ヶ月を過ごしてきて思う。

 

私がブレて揺れている間に、コタロウは自分の身に起こることを受け入れ続けている。

余計な情報を持たず、あれこれ思い悩まず、淡々と自分の身体と向き合っている。

コタロウの方が私よりずっと強い。

 


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コメント (3)
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