コタロウとママのつれづれ日記

パピヨンコタロウとママの日々のあれこれ
そしてコタロウが命いっぱい生きた記録です。

オスカー君の事件。動物のいのちについて今こそ考えるとき。

2014-09-01 | 動物の幸せを願って
盲導犬オスカー君の事件について。

ネットでもテレビでも取り上げられ
多くの人の知るところとなった
この事件。

未だに犯人は捕まらず、
捜査の進展もみられず。

この状況、とても心配しています。
それは、全国で活躍してくれている
盲導犬たちのこと。

「刺されても鳴かない」

ネットでもテレビ報道でも
とりわけこのことがクローズアップされてしまったために、
多くの盲導犬が模倣犯による被害の危険に
さらされてしまっています。

私もニュースで知ったくちですから、
事実を知るために報道が大切であることを
理解しているつもりですが
一方で、報道によって他の被害が生まれてしまう危険があることにも
心を配らなくてはいけないと思います。

ネットでは、犯人について
さまざまな憶測が飛び交っていて
その中には信じたくないものもあります。

そのような憶測で、傷つく人もいると思うと、
とにかく犯人を捕まえて事件を解決し、
盲導犬が安心して活動できる環境を
整えていただきたいと思います。

埼玉県警さん、
この事件は絶対迷宮入りにしないでください。
犯人がどんな人間でも罪を償わせてください。
この事件を小さな、
たくさんある事件のひとつ、
人が被害に遭っている事件の方が優先と
とらえないでください。
動物虐待はやがて、
こどもや女性やお年寄りに向かう
危険があります。

報道の皆さん、
お涙ちょうだいの報道で終わりにしないで
最期まで、犯人が捕まるまで
しっかり報道してください。


そして、
この事件が解決できないなら、
この国で盲導犬という犬を育成しては
かわいそうです。

犬は物ではない。
動物は物ではない。

動物が人間によって傷つけられた時の

「器物損壊」

という表現をいい加減訂正しませんか。

命は大切、といいながら
一方で動物は「モノ」であると
法律が定義している。
この矛盾を、訂正するべきではないですか。

子供に、
犬がケガをさせられたら
どうして器物損壊っていうの?
器物損壊って何?
と聞かれたら
大人はどう答えるのでしょう。

可愛がっている愛犬が
日本ではモノとして扱われるのだということを
大人は子供にどう説明するのでしょう。

それで
命の大切さを教えることなんて
できるのでしょうか。


この世の中は矛盾に満ちている。
本当にそう思います。

でも、
だから仕方がない。
そう諦めていいことといけないことがある。

動物がモノなんておかしい。
たくさんの人がきっと思っている。

こんな非力な自分に何ができるだろう。
何もできないのかも。

でも、

動物はモノじゃない。
器物損壊という表現はやめよう。

と言い続けたいと思います。


--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 9月はじまりましたね | トップ | 今日は暑かったですね~ »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

動物の幸せを願って」カテゴリの最新記事