しまぬきを温めて 丹波布を織る

丹波の山奥、昔々の織物を温め(おさらいするの意味)ていきたいおばちゃんの織り物語

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丹波布と丹波布と佐治木綿と縞貫

2012年01月19日 21時29分51秒 | 文献


    これは丹波布の縞帳です。

    昭和28年、上村六郎教授の指導のもと

    復興した、丹波布の縞帳の表紙です。


    私たちは自分たちが織る布の事を「たんばぬの」と呼びます。

    師匠の足立康子氏にそう教わったから。

   
    ところが、日本民芸館やそのほかの資料、本等には

    「たんばふ」というルビがふってあります。


    いったい、何故なのか、気になっています。


    この名前は柳宗悦氏によってつけられたそうで、

    柳氏が発見された、京都辺りでは「佐治木綿」と呼ばれ

    当のここ青垣の佐治では「しまぬき」とよばれていたようです。


    沢山の名前を持つ不思議な織物・・・・は

    無形文化財でもあるんです。



   柳宗悦 民芸運動の先駆者 

   上村六郎 大阪学芸大教授 

   足立康子 丹波布伝承館で我々(1期、2期生)に上村教授直伝の
        技術を伝えてくださった 師匠。 今も現役!
        この縞帳も康子先生に見せていただきました。