しまぬきを温めて 丹波布を織る

丹波の山奥、昔々の織物を温め(おさらいするの意味)ていきたいおばちゃんの織り物語

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しまぬきの棉

2012年01月20日 21時24分18秒 | 棉を育てる
   「丹波布」に使う糸は手紡ぎの糸です

   糸車を使い、綿から紡ぎます。

   綿は、特別に「丹波布」用の綿を購入します。       

   が、綿も海外から輸入されています。


   「しまぬき」は地棉で織られていた、

   鈴木尚夫『民芸の旅 西日本編』で小谷次男さんが語られていました

     そこで、

   我が家の畑でも、少しずつ棉を育てています。



   もちろん、「和棉」です。コットンではありません。

   コットンは米棉(べいめん)といい、大きく育ち、実も大きく

   繊維は長く糸にも紡ぎやすいのですが、

   こだわりの和棉はアジア棉といい、

   昔からこの地で作られていた地棉で、
  
   小さな実が下を向いてそっと開き

   繊維は短いものの、かわいい綿花を作ってくれます。