こんにちは。
前回、目標達成について書きました。
今回は、目標達成にはもれなくついてくると言われる()
”三日坊主” への対処法について書いてみようと思います。
●”三日坊主” はふつうです
その前に。
世の中には、
「やる」と決めたら、それだけでやっちゃえるという人が
いるにはいます。
(すごくないですか!?)
ストレングスファインダー®的には、「規律性®」という資質を
上位に持つ人です。
私たちストレングスコーチの間では「イチロー選手のような人」と言われ、
イチロー選手がそのイメージです。
「毎朝5時に起きる」と決めたら、翌朝から毎日5時に必ず起きる。
起きたら散歩に行って、そのあと英語の勉強をする、と決めたとしたら、
本当にそれをやる。
こういう人は、やらないと逆に気持ちが悪いので、必ずやりたいと思うのです。
ルーティン作り、習慣化の天才です。
やると決めたことを着実にやり遂げるので、
ほぼほぼ、間違いなく、目標地点に到達することができます。
こういう人は、逆に、突発的なことが起きて
日々のルーティングを崩されることがものすごく嫌い。
ただ、こういう資質を上位に持つ人は、とても少なくて、
日本では4%程度、世界中で見ても7%程度と言われます
(2018年1月のストレングスファインダー®受検者でのデータです)。
つまり、フツーの人は、物事を習慣化するのはなかなか難しい、ということです。
●フツーの人が習慣化するコツ
じゃあ、フツーの、95%くらいの人が物事を習慣化するにはどうするのか、
ということなんですが、
こちらについては、多くの記事などがあるので、
そちらに譲りたいと思いますが……
ざっくり言うと、
すでに習慣化されていることとセットで行う、
ということのようです。
たとえば、毎日行う、歯磨きや寝ることとセットにして、
朝起きたらまず行う、
歯磨きをする時に一緒に行う、
などのやり方をするのがいいそうです。
すでに習慣化されているものにくっつけることで
新しい習慣を加えていくのが効率的だということですね。
●三日坊主の対処法
とはいえ。
フツーの人がフツーにやっていると
やっぱり三日坊主になることがフツーだと思います。
(三日坊主になる理由を心理学的に知りたい、
脳科学的に知りたい、というかたは
そういう記事を読んでください)
ではそんな三日坊主になってしまったらどうするのか。
私なりのやり方をご紹介します。
いろいろ三日坊主を続けてきて(ん)
私がやっている対処法は、というと……
ズバリ!
三日坊主を繰り返す!
です。
なんじゃそれ!? と思われた方、
期待はずれでスンマセン💦
ここまで話を引っ張って、
結局それかい って思われるかもしれませんが、
今のところ、私が思うベストな対処法は、それですね。
そんなことするんだったら、
そもそも三日坊主にならないことを、
科学的に考えて、仕組み化するのが正解でしょ!?
って言われそうですが(いや、その通りだと思います、はい)
ここでは、正解と言うより、一つの方法をご紹介するだけなので、
そのつもりで見てくださいませ。
でね、
「あ〜あ、また三日坊主になったよ💧」
と思ってやめてしまうのではなく、
4日目に忘れても、5日目にできなくても……
6日目からまた始めればいいんじゃないかと。
そしてまた3日坊主になったとしても
それを繰り返せば、
結局、10日間で6日もできてる!
1ヶ月なら18日くらいはできちゃってる!
ってことになるわけです。
3日で諦めて、あとがゼロになるより、
ぜ〜んぜん、いいんじゃないでしょうか?
三日坊主を続ける。
あるいは
やめないことを続ける。
これって、目標に対する効率という点から見ると
全然効率的じゃないと思いますが、
そこまで、効率を重視して何が何でも、
と言うのでなければ、案外いいと思います。
何がいいのかといえば、
たぶん、
All or Nothing という二者択一は、やめる。
ということができるから、
じゃないかと思います。
Be, or not to be……
二者択一は、脅迫です。
3つ目の選択肢を持つことって大事。
ドアだって、押してもダメなら引いてみるんだけど、
横にガラガラって開けるのもあるじゃないですかっ!
(ちょっと話がずれてますね)
ともかく。
できない自分を切り捨てるでもなく、
できない自分も本当の自分として受け入れて
そしてできる自分もちゃんと褒めてあげる。
理想だけを見るのでもなく、
現実をありのままに見て、
淡々と進んで行けばいいんじゃないでしょうか。
もし、三日坊主多発中ならば、
そこで止まらず、ぜひ、三日坊主を何度もやってみませんか?
追記
あ、これで私がどんなことをこれまでの達成したかというと
代表的なものでは、
フルマラソン完走
でしょうか。
あとは、18歳の時から、毎朝、ヨガなどをはじめとした
体操時間を持っています。
(もう40年程になるんですね! 改めてびっくり)
↑
歳がわかりますが・・・