ごきげん練習帳 〜自分トリセツの作り方〜

自分と人生を楽しむための”セルフ・コーチング”ノート

心のエネルギー漏れを塞ぐことの大切さ

2014年09月29日 | ●コーチング

 

現在、とある企業様の管理職研修中。

集合研修だけでなく、
1ヶ月かけて、日々やり取りを行い、
コーチングを行いながら、
ご参加の皆様の意識変革のお手伝いをしています。

 

メインテーマのほかに、
日々の課題の一つとして
「未完了の完了」というものを意識して行っていただいています。

「未完了」とは、このブログでもときどき書いていますが、
コーチングの用語の一つで、
文字通り、完了しないままで終わっている物事のこと。
締切を過ぎて終わっていない課題とか、
払い込みを済ませていない代金だとか、をはじめ、
妥協していること、ガマンしていること、諦めていること、
なども含めます。
要は、その人の心のエネルギーを、
無駄に浪費している物事を言います。

 

なぜ、そういうものがコーチングの場面でよく扱われるかと言うと、
そういうものがあると、
心のエネルギータンクに穴が開いていることになり、
エネルギーが無意識のうちに漏れていくからです。

そうすると、
本当にやりたいことがあっても、
そのことに集中してエネルギーを使うことができません。
ガソリンを入れても入れても、
ろくろく走っていないのに、すぐタンクが空になり、
遠くまで行けない、
目標地点まで行けない、ということになるからです。


なので、未完了の完了は、
つまりはマイナスをゼロにする作業で、
どこかの目的地に向かう場合、
スタート地点に立つことにも等しいわけです。


とは言え、日常生活の中で、
ガソリンタンクの穴を塞ぎきってから動く
というのは、そうそうできることではありません。

ですから、毎日、少しずつ、動きながら穴を塞ぐ。
そんなことをやるのです。



穴が塞がれてくると、
ガソリンがしっかり貯まるのを感じるようになります。
そして、エネルギーが高まるのを実感します。
行きたいところに行ける力を感じます。


一つひとつは何気ない行動ですが、
実にパワフルです。

エネルギー漏れの穴は、
一度塞ぐとそれでいいかと言えば、
なかなかそうもいきません。
また、新たにどこかに穴が空いたりします。
生きていればあたりまえでし方のないこと。
だから、穴が空いていないか、日々ウォッチすることも大事ですし、
ときどき確認期間を設けて、
集中メンテナンスを行うのも効果的です。 


 



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