知ってましたか?
今日は、2013年の「読書週間」の初日なんだそうです。
今年の標語は
「本と旅する 本を旅する」
だそうです。
う~ん、いいなあ。
「本と旅する」のはちょっと難しそうなので、
「本を旅する」を意識してみようかな、と思っています。
読書週間、と聞いて、あることを思い出しました。
あること・・・とは、
昔、わが家の子どもたちがまだ小学生だった頃のこと。
「国際読書年」というものがありました。
2000年のことです。
その年、わが家では、家族それぞれが、
あるルールに則って、ノルマのページ数を決め、
1年かけて、そのページ分の読書をしよう、
ということになりました。
そのルールは、
子どもたちは自分の学年の数字×1000ページ、
大人は、自分の年齢×2000ページ、
を読む、というものです。
たとえば、小1の子は1000ページが目標ページとなります。
あくまでもページベースでしたので、
1ページの文字量は問いません。
そして、もし英文を読んだ場合は、
そのページは1.5倍にして計算してもいい、
そんなルールでした。
子どもたちは、結構、楽勝だったように思います。
いちばん大変だったのは、私自身だったかも(苦笑)
まだ、1番目の子も小学生、
そして4番目の子はよちよち歩きの頃でしたから、
(さすがに4番目の子はこのプロジェクト?の
参加者にはなってませんでしたね。笑)
なかなか読書時間がとれなかったように思います。
さすがに大人の私が絵本でページを稼ぐわけにもいかない
と思いましたが、
最後の方は、詩集とか短歌とかも読んでいました(汗)
知っている物語を原書のペーパーバックで読んだ形跡もあります。
そして、読んだら、必ず「読書ノート」に記録する、
というのもルールでした。
書名、作者、出版社、ページ数
そしてできたら感想をひと言。
子どもたちは、以来、そのプロジェクトが終わっても、
それぞれ多少形は違えども
何らかの形で「読書ノート」を継続しているようです。
私自身の「読書ノート」も、探したら
いまだにとってありました↓
読み返してみると、当時の自分のこと、
そしてどんなものを血肉にして、自分が今に至っているのか、
あらためてよくわかりました。
子どもたちは、めっちゃ沢山漫画を読む子もいますが、
その子たちも含め、全体的に今もよく本を読みます。
本が彼らのかなりの部分を作っている、と感じます。
そんな読書の習慣は、振り返ってみると、
あの1年で確定されたなあ、と思います。
本を読む、活字を読む、ということに
抵抗がなくなったのだと思います。
結局のところ、活字を読みこなすという力も、
筋トレと同じく
行動の繰り返しで身につく筋肉みたいなものだと思います。
行動の繰り返しとは、つまり「習慣」ですね。
そう、「読書週間」は「読書習慣」作りの第一歩なのかもしれません。
ごきげんな自分であるためには、
いつも新しい考え方や見方を知るのも大切なこと。
そのために「読む」というのは大切なこと。
沢山の子どもたちが、本好きになってほしいなあ、
いつもそう思います。
ちなみに…
例のわが家の読書プロジェクト、
全員が目標達成したら、アメリカのディズニーランドに家族で行く、
ということになっていましたが
(「日本のディスニーランドにしよう」という私の意見を振り切って
夫がぶち上げましたが……)
いまだに実行されていません(涙)。
なんとか、おとしまえをつけなくちゃいけないですよね……。