ごきげん練習帳 〜自分トリセツの作り方〜

自分と人生を楽しむための”セルフ・コーチング”ノート

「考えちゃう」病

2013年07月27日 | ●コーチング

 

 

考えるな、感じろ!

 

それが大事、ってわかってる。

そう、自分でも書きました(→こちら)。

 

でも、気づくと、考えてる。

 

これ、半分(以上)、病気です。(笑)

 

昨日も思いました。

 

ある、プログラムの振り返り用の質問シートを作っていて、

「○○はどうでしたか?」と結果を問う質問に続けて、

「その理由は何だと思いますか?」

と書いている。

 

できたこと、できないことを把握して、

その理由もわかれば、

再現性があるから、と思っているのです。

 

 

それは、確かにそうなのです。

理由がわかって、ハッとする。

その時点で、原因が消滅することもある。

 

だから、「考えてみよう」ってわけですね。

 

 

 

でもね、それだと、苦しくなることもあるんです。

 

「なぜ?」を自分や相手に使う時には、

時として「問いつめる」ことになる。

第三者や物事に使ったとしても、その可能性が生まれるときもある。

 

自分でも、両方の質問を沢山受けている身として、よくわかる。

 

 

 

相棒のコーチが、

「ここさ、理由じゃなくて、気持ちを聞きたい」

と言いました。

 

 

「それができた時/できなかった時、どんな気持ちでしたか?」





そうだよね・・・。

 

自分が聞かれた場合、

理由を聞かれて、それがわかったからといって、

自分はそこから先に自由に伸びていける気がしない

 

でも、感情を聞かれて、どんな気持ちだったか、

何を感じていたのかを聞かれると、

どんどん「オートクライン」が起こって

(オートクラインについてはこちらにいい記事があります)、

自分の中の、いろんなものが外れて、

自由な気持ちになっていく

 

いやなものならやめよう、と思えるし、

好きだったら、もっとやりたいと思える。

 

「こうするべき」「こうでなければならない」

という「左脳」の声ではなく、

「こうしたい」「これはしたくない」

という「右脳」の声(本心)が聞こえてくる。


結果として、理由なんか聞くより、ずっと効果的。



これは、仕事のことでも、どんなことでも、

「人」を対象としていて、

「人が動けるようになる」こと(何かをやめる、始める、変える)

「人が変わろうとする」こと

をサポートする場合には、

当てはまることだと思います。

 

 


まだまだだなあ、自分・・・

と思いながら、

自分の心のクセが、あまりに象徴的に出ていて

笑いました。


これからは

「理由」じゃなくて「気持ち」

意識してみたいと思います。

 

 

 



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