こういうことが起きてみると、
世間ではこれまでにない被害の拡大が問題となっており、
マスコミでは連日、その話題が取り上げられている、
ということに気づきます。
そんな状況なのに、正直、私もあまり気に止めていませんでしたし、
母は「自分はひっかからない」
と思っていたと言います。
やはり
何事も「自分事」とするのは難しいもの
なのだと、今回改めて思った次第です。
母が言うには、決め台詞は
「僕が詐欺で警察につかまってもいいのか」
だったとか。
それを聞いた、件の〇〇(次男本人)も私も、
思わず、
「いいよ」
って言っちゃいましたが・・・
「そう言われると、いい、とは言えなくて、
言葉に詰まっちゃうのよね……」
と、母。
おまわりさんも言ってましたが、
犯人は、本当にそうした親心、爺婆心を
うま~く利用するのですね。
(その才能、もっと他に生かしてほしいものです、まったく)
また、今回思いましたが、
年寄りが狙われやすいというのは、
そうした爺婆心とお金
を持っているほか、
電話機や携帯電話といったものの扱いにも
慣れていないという条件もあるのではないでしょうか。
母には以前から、
「留守電にして、基本的に電話には出ないほうがいい」
もしくは、
「表示された番号を確認してから出るように」
と言っていたのに、
電話機の扱いに苦手意識があるのか、
母は、結局それをしていませんでした。
ごく数本の、出なければならない電話を受けるために、
99%の受けなくてもいい電話をとってしまっていたのです。
孫たちの携帯電話番号が変わったのに、
母の携帯のデータは更新されていなかった
ということもあります。
今回は事なきを得てよかったのですが、
おまわりさんによると、
「名簿が流出していることになりますから、
この後も、手を変え品を変え、電話がかかってくる可能性がある」
そうです。
これを機に、わが家も再度、
今後の心構えと対策を話し合いました。
警察からは、
振り込め詐欺対策用の電話につける装置
なるものを教えていただき、
設置の手配もしました。
※無料貸与してくれるそうです!
振り込め詐欺対策、色々ありますが、
今回のまとめを、次で書いてみました。
ちなみに、こうした詐欺には新名称がつけられていて
「母さん助けて詐欺」と呼ぶようです。
(づつく)
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それでもいいのか!!なんて、変な罪悪感のようなものを植え付けようとするなんて、ほんとひどいです。
警察から貸してもらえるその機械、いいですね!
一度でもかかってきたところにはつけたほうがいいかもしれませんね。
ただ、こうした人たちをつかまえても、トカゲの尻尾切りのようだと聞きます。
誰もが引っかからないようになるのがいちばんいいのですが・・・。
こうした機械、いいですよね。
何か参考になれば幸いです。