今日は、Facebookに、おむすびのことを書いたら、
皆さんから「へええ」「真似します!」という感じの、
意外なコメントが多くてビックリしました。
主婦にとっては当たり前なのかな、
と思っていたのですが、
どうもそうでもないようなので、
今日は
「夏場に向けたおむすびの知恵」
ということで、書いてみようと思います。
夏場、特に梅雨時は「食中毒」に気をつけたいもの。
なので、そうした危険度を下げることを意識して
こんな工夫をするといいかも、と思います。
●その1:握るときはラップで
おむすびを握るときは、手を水で濡らし、塩をつけて・・・
というのが、日本古来の(?)やり方かと思いますが、
これだと、どうしても、手についている雑菌を
おむすびにくっつけることになります。
私の知っている方の中には、
「他人の握ったおむすびは食べない」
ということに決めている方もいらっしゃいます。
なので、握るときは、
そもそもラップにくるんで握る。
こうすると、ご飯が手について困ることも、
手の雑菌がおむすびにつくことも、
防ぐことができます。
具は、埋め込みながら握ります。
ざっと握って、ラップを広げ、
塩をまぶして海苔を巻いたら、
もう一度しっかり握って、ラップを整えて完了。
●その2:食べる時には傷みやすいものから先に
食べる時間に時差がある場合などは、
痛みやすい具が入っているものから先に
食べるようにするといいと思います。
わが家の場合、
例えば、運動部に所属していた息子は、
大きな二段重ね弁当のほかに、おむすび6個
みたいなお弁当を持って行っていましたから、
1個目のおむすびを食べる時間と、
6個目のおむすびを食べる時間には、
ずいぶんタイムラグがありました。
傷みにくい具の代表は、なんと言っても梅干し!ですよね。
日の丸弁当として、真ん中に梅干しを入れるのは、
ご飯を傷ませることから防ぐためでもあります。
それに、梅干しの持つクエン酸には、
疲労回復力もありますから、
運動をした後の補助食品に、
梅干しおむすびは最適かもしれません。
最近は、コンビニでもいろんなおむすびがありますが、
チャーハンは傷みやすいものの筆頭。
おむすびはもちろん、
お弁当のご飯も、夏場は「チャーハン」は
避けた方がいいと思います。
納豆ご飯みたいになっちゃいます!
●その3:海苔の巻き方にも工夫を!
海苔というのも、傷みやすいものです。
何でもそうですが、
特に、水分があると、傷みやすさは加速します。
なので、長い時間経ってから食べる場合は、
海苔を巻く面積を少なくするとか、
海苔は食べる時に巻く、などすると、
ベターかも。
先日、3つのおむすびを夫に持たせるときは、
食べてほしい順に、海苔の面積を少なくしておきました。
●オマケ1:凍らせたゼリーを保冷剤に!
ホントに暑い時は、お弁当はあっという間に傷みます。
真夏は、お弁当に保冷剤を入れることが
必須と言えるでしょう。
一口大のゼリー(「蒟蒻畑」みたいなもの)を凍らせて、
それを保冷剤代わりに入れておくと、
食べる頃にはとけて、デザートにもなり、
一石二鳥です。
●オマケ2:汁物には乾燥ワカメや鰹節を敷く
汁っけのあるおかずは、傷みの原因にもなるし、
漏れる危険もありますね。
そんなおかずには、乾燥ワカメや鰹節を敷いておく
という裏技があります。
汁を吸ってくれるんですね。
ただ、味の取り合わせは考えた方がいいかも。
…ということで、
夏場に向けたおむすびやお弁当の知恵、
いかがでしたでしょうか?
すでにやっていらっしゃる方も多いと思いますが、
初めて知った! ということで、
使えそうなものがあれば、
ぜひ、やってみてください。
お弁当の時間は、楽しい時間でなくっちゃ、ね