ポエム kotoshin's STORY from gabacyo

~すべての詩たちが僕のすべて~
元気になってくれたり、勇気をもってくれたら最高です。
ゆっくりご覧くださいね。

僕をさがして

2006-06-17 21:59:00 | ポエム
街の景色は時間の流れとともに
ゆっくりゆっくりと変わっていくのに
取り残された気分になるのはなぜだろう

人の存在はいつもハッキリしていて
僕の存在はいつもあやふやになっている
いつも変わらず彷徨い歩く毎日

ときどき雨が降っても 風がふいても
いつも僕をさがしている


いつからだろうか捜し求めているのは
急ぎ足で街をあるいているつもりなのに
人の波は後ろから前から押し寄せる

泣いても笑ってもこれからこの先も
雨の日も風の日もきっと晴れることを
悔いのないこの人生を歩んでいく

ときどき泣いてみせても 笑ってみせても
いつも僕をさがしている


交差点では信号を待つ人たちがいる
一人の人も二人の人も・・・・