確かに勝ち続けていた
白いボールを追いかけて
僕達はBASEBALLに賭けた
暑い日も寒い日も汗を流し
腰が痛み 傷つきながらも
僕達はBASEBALLに賭けた
卒業という別れが近づくにつれ
友達の1人は 甲子園を目指し
地方へ移り住むという
友達の1人は甲子園を目指し
夢と希望に満ちていた
僕はBASEBALLに別れを告げ
新しい夢を追いかけて
それぞれが旅立っていった
桜の木の下で出逢った
新しい友達とともに
僕もやっぱりPLAYING BASEBALL
笑ってしまうような 笑ってしまう
やっぱり忘れられないBASEBALL
勝つことなく楽しもうよ
1、2年生の時はサボってばかり
負けるのがあたりまえ過ぎて 試合は知らん振り
神様はずっと遠くで怒っているよ
校外ランニングは川の流れをみつめ
汗を流すのは演技力が必要だった
僕達に期待を込めて必死に
たった1勝のために必死に
執念を燃やしたOBがいたからこそ
秋風に誘われるように
新しい門出を祝うように
僕達は新しいチームを組んだんだ
真新しいボールを打ち返し
長打、短打の連続での攻防を
一挙に8点をたたき出したときは
最終回守りに入ったその時に
マウンドに集まり 勝つぞ!勝つぞ!と
未知の世界へ心を奮わせ
OB 関係者達は この日が来る事を
ずっとずっと待ち続けた祈り続けた
投げるボールは無残にも打ち返され
悪夢がよみがえり ダメかと思い
やっとの思いで2点に抑えた
夢は夢へと変わるのか
僕達の力でやってやると
誰もが声を張りあげ
誰もが拳を握り締めたんだ
負けて 負けて負け続けて
月日は4年もずっと先に昔
みんなの思いが最終回を見つめてた
さぼってばかりの僕達だった
やる気があるかと言われ続けた
負けるわけにはいかない みんなのために
汗を流した 演技したあの時を笑おう!!
家に帰っては走り続けた日々よ
最後のバッターを打ち取ると
泣いた 泣いた 泣いた 泣いた
待ち続けてたった1つのために泣いた