仕事を辞め年金生活者になることは人生の一大変化なのに本人はあまり実感がありません。これが転職なら新しい環境に慣れるため四苦八苦しているはずなのに。サラリーマンは役者たれとよく言われました。サラリーマンという仮面を被れと言うことだと思います。自分を殺して役に徹することが大事だと。
私は年金生活者になりました。サラリーマンの役を演じなくても仮面を被る必要もありません。快適です。自由を感じます。愛想笑いの必要もありません。しかし、年金生活で煩わしい人間関係が無くなった一方笑う機会も少なくなったように感じます。
年金生活者から笑顔が消える理由は単に接触する人が減っただけではありません。
1.日常的にコミュニケーションをとる場所がなくなったこと
2.生活パターンの変化に心身が追いついてないこと
3.アイデンティティの喪失
別に笑顔なんかどうでも良さそうですが調べてみると結構深刻です。
結論を簡単に申し上げると健康に害を及ぼし他者との人間関係に悪影響を与えます。
サラリーマンの役をおり仮面を外したら自分が無くなってしまった。
記憶にある自分は単なる役者であり真の自分は何処にも存在してなかった。
年金生活も結構しんどいですね。