ぶらぶら日記

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音楽の話 (24)

2020-02-28 09:04:41 | 思い出
 かぐや姫が流行っていた時、「四畳半フォーク」というジャンルができた。

 後年、私も納得できたのであるが、それまでは岡林や高田、加川、中川などの社会派フォークというものがあった。それに対して生活派フォークができてきた。その中でも恋人、貧しいながらも幸せなどという歌詞に載せたフォークだったと思っている。神田川が流行る前に赤色エレジーという曲も思い出す。

 それに対抗するのが荒井由実だった。「海を見ていた午後」の一節「ソーダ水の中を貨物船が通る」という歌詞は四畳半フォークと対比するものだと思っている。

 「こんな曲が流行るとなると私たちの曲は否定されると思った」と後年武田鉄矢は語っている。


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