子ジャックのかわいさにすっかりメロメロの 小梅 “ばば” デス! こんにちはッ!!
パピーのあまりのかわいさに、
「ブログなんて、もうどうでもいいかぁ~・・・ず~~とそばにおるけんネッ!」
・・・と、PCの前に行くことすら、永久に不可能と思われた昨日まで・・・・
「いやいや、応援くださった皆さんにちゃんと報告せねば・・・!!」
・・・・と、なんとか、理性でここに戻ってきましたヨッ!!
う~~んッ、私って大人ッ・・・・?!
(大人なら最初っからちゃんとUPしてます・・って!!)
いやいや、この可愛さを見ればあなたもわかります・・・!!!
ホレッ!!見れッ・・・・!!
どうじゃッ、もう1枚ッ・・・・!!!
・・・・・・・どうですッ?!
あなたも、もう虜でしょッ?!・・・・・
・・・ほ~~らッ! 頬の筋肉が緩んできた・・・・!!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
さてさて・・・・・
いい加減、ちゃんと報告に入りますかねぇ~・・・・・
今回は話が長くなりそうなんで、申し訳ありませんが、
お付き合いの程よろしくお願いいたします・・・・
その日小梅は、よく聞く前兆行動の巣作り行動も、落ち着かなくウロウロすることもなく、
ただ、とにかく具合が悪そうだった・・・・
食欲もまったくなく、グッタリとしている・・・・・
念のため体温を測ると、5分ほど低い・・・・
しかし、病院で、これからは陣痛に似た症状(体温の低下・巣作り・食欲不振等)が
繰り返し起こると聞いていたので、まさか・・・・・・
それが “今日” とは思いもしませんでいたヨッ!
小梅があまりに不安そうなので、急遽この夜から、リビングでの寝袋生活を
開始することにした。
そばにいれば、小梅も少しは安心するだろう。
ついでに寝る前に、たまたま・・ホントにたまたま・・・・
出産に必要なものをひとまとめにしておいた。
* タオル・・・・・産まれタテの羊水で濡れた子犬を拭く。(子犬の数+α)
* 計り・・・・・・子犬の体重測定に使う。1~2kgまでの台所用でOK.
デジタルなら1g単位で細かく測れるものが便利。
* 糸・はさみ・・・へその緒を切る
* 消毒薬・・・・・はさみ・糸・体温計を消毒するのに使用
* 記録を取るノート・・・子犬の体重や気づき点を記録
虫の知らせというのだろうか・・・・準備してて本当に良かった・・・・
寝袋に入ると、小梅がゲージの中で立ったまま心細そうにこっちを見ている。
かわいそうなので出してやるとすぐにやってきて、今までにない感じで
体を密着させてきた。
「具合が悪いんだな・・・」と体をさすってやる。
いつもならすぐ横になるのに、この日はいつまでも座ったままだ。
おかしい・・・・・・・
そのうちブルブルと震え出した・・・・・
「エッ・・?!」と思って立上がってみると、
寝袋の小梅の座っている部分がびっしょりだ!!!
「破水してるじゃん・・・ 」
あわててタオルを敷き、新聞を持ってくる。
ちょうどお風呂から出て来た夫は、「お父さんも準備かいッ?!」と大慌てだ!!
(夫は普通に寝室に寝る予定だったので、パジャマ姿だった・・・)
時計を見ると、ちょうどAM2:30 ------
破水して30分以上生まれてこなかったら病院へ連絡だ。
しばらく腰をさすってやっていると、しんどいのか体を横に倒した。
子供の頃飼っていた犬は、いわゆるウン○ングスタイルで出産した。
まさか、お前は横になったまま生む気かいッ・・・・・??!!
でも、ネットで調べた出産例に、確かそんな子もいたナッ・・・・
どんな格好でもいいから、どうか無事に生まれてきておくれ・・・・
それだけだ・・・・・
そしてAM2:50 ------ とうとう第1子誕生!!
216gの女の子 ------
お尻に小梅そっくりのビックリマーク(!)柄を持つ。
小柄でピーピーと鳴きまくるが、どうもこのコ、要領悪そうだ・・・
(だって他の子に比べて、オッパイをなかなか探せないんだもん・・・!)
小梅は・・・・
(産む ~ 子犬を羊膜から出す ~ へその緒の処理 ~
胎盤の処理 ~子犬の体をきれいにする )
・・・等、出産に伴う一連の作業を、すべて自分一人で行った。
私達がしたのは、子犬の体を拭いて体重を測った位だ。
この間に、生まれた子犬を使って、小梅を産室の中へ誘導。
AM3:10 ------- 2回目の陣痛始まる。
1匹目のコがいるので、なかなか出産に集中出来ない。
1匹目の時にはなかった巣作り行動(穴掘り)が、2匹目からは見られた。
AM3:50 ----- 第2子誕生!!
257gの男の子 -----
頭以外は真っ白だ! 体は大きいが、性格はどうもおっとりクンッぽい。
AM4:15 ------- 3回目の陣痛。
出産に集中できるよう、子犬達を少し離れた所へ置いておく。
但し、いなくなると探しまくるので、あくまで見える所でなくてはいけない。
小梅の心は、すっかり“お母さん”だ。
AM4:25 ----- 第3子誕生!!
253gの男の子 -----
背中に大きな柄のある、とっても元気なコだ。
陣痛中や出産中でも、子犬達はお母さんを求めて寄ってくる。
苦しいだろうに、そんな時でも生まれてきたコ達をなめてきれいにしようとする。
AM4:50 ------- 4回目の陣痛。
今度は間が短い。アッという間に生まれた。
AM5:00 ----- 第4子誕生!!
小梅も慣れて来たのか、処理の仕方が早くなってきた。
251gの女の子 -----
頭のてっぺんにトレードマークになりそうな黒ポッチあり。
すこぶる元気で、1番生命力がありそうだ。
これで終わりか・・・それともまだ生まれてくるのか・・・・・
念のため、しばらく様子を見ていたが、どうやら・・・・・
4匹で終わりのようだった。
出産に使って汚れたタオルや新聞を片付けた終わった時は、
すでに時刻はAM6:00を廻っていた・・・・・・・
「小梅ッ!お疲れ様・・・本当によく頑張ったネッ!!」
我々が横になった後も、小梅は、ずっと生まれた子犬達をなめて世話していたようだった。
正直、あの小梅にこんなにも強い母性が生まれてくるなんて、
予想もしていなかった・・・・・!!
その日の昼、さすがに少し疲れてきたようだが、小梅は決して寝ることはなかった。
少しでも子犬の声が聞こえたら、かいがいしく世話を焼いていた。
本能って、つくづく凄いッ・・・・・!!!
誰に教えられた訳じゃないのに、あれだけのことをやり遂げて・・・・
あふれでる母性で、献身的に子に尽くす・・・・・
これって『慈しむ』・・・ということですよね・・・・?!
人間が失ってしまったもので、1番大きなものなんじゃないかなぁ・・・・・
あっ・・・・
それで小梅は、今も、寝ないで子育てしてるか・・・って?!
ご安心あれ・・・・・・・
今は、さすがにそれじゃ体がもたないことに気づいたみたいです。
子犬と一緒に寝ています・・・・・・
そして、母の愛と栄養をたっぷり受けたチビ達は・・・・・・
日々健やかに、まるまると成長しておりますヨッ・・・・・・
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