JACKな毎日!

ジャックラッセルテリア小梅・小春親子の徒然なる日常!

チャッピーの幸せ

2008-08-29 | 小梅ファミリー
これまでにも度々お話ししたことがありますが、小梅には兵庫に住んでいる
兄犬がいる。 
       
彼の名は、・・・・アレン君!   



我が家の4兄弟と違い、大変よく似た兄妹だ。

まだ兄妹対面を果たしたことはないが、それぞれが子犬を飼い始めた頃より
お互いにメールで近況を報告し合っている。

この夏、アレン家よりメールが届いた ------------

「いよいよ、アレンにも妹が出来ますッ・・・・・!」

なんと、アレン家もとうとう夢の多頭飼いを始めるらしいッ!
そして、送られてきたのがこの写真・・・・・・・

 

このタヌキの赤ちゃんのような・・・熊の子のような・・・
抱きしめたい程かわいらしいこの子は、真っ黒クロ助のポメラニアン! 
まだ3ヶ月のパピーちゃんだッ!

メールには新しい家族を迎えて、幸せそうな家族の様子が綴られていた。
誰もがこの子に夢中で・・・・・
アレン兄ちゃんも、早くこの妹と遊びたくて・・・遊びたくて・・・・。

でもね、アレン君・・・・・
チビちゃんと遊ぶには、いろいろと順番があるのだよッ!

新しい妹は、ジャックではなく小さなポメラニアンだからなッ!
本物の妹のようにガサツに、丈夫には出来ていないんだッ。
慣れるまで待ってあげようなッ・・・・・

 

数日後ようやく、「名前は “チャッピー” に決まりましたッ!」
・・・というメールをもらった。

しかし翌日・・・・思いがけないメールが届いた。

携帯メールなので、お互いあまり長いやりとりはできていない。
ニュアンスが違っていてはいけないので、ここからはなるべく
送っていただいたメール内容に近い表現をします。

なんと、チャッピーに先天性の心臓疾患が見つかり、余命6ヶ月と
診断されたという。
チャッピーのためには、できれば母親と暮らすことが良かろうと、
近いうちに元の家に帰るということだ。

なんということだッ・・・・・・
まだチャッピーの名を聞いて、1日しかたっていないのに・・・・・
皆があんなに幸せそうだったのに・・・・・・

なんでも、その疾患は生まれつきというのではなく、ワクチン接種や
環境の変化に伴うストレスで発病するらしい。
アレン家では「我が家に引き取らなければッ!」と大変心を痛められていた。

きっと相手の方も同じ思いであろう。
だって自分の家にいた時は元気だったのだから・・・・・

わずかの間にチャッピーは、ご飯を食べる元気も、水を飲む元気もなくなり、
ずっと寝たままになったそうだ。

 

幸い双方がチャッピーの幸せを一番に優先し、何のトラブルになることもなく
チャッピーは元の家に帰って行った。

帰る日、チャッピーは家に戻るのがわかったのか、わずかだが自分から
エサを食べたそうだ。
家に帰ってからは、自分で水を飲みにも行けたらしい。

こんな病気があるのですね・・・・・・

どうかこのまま、親元に帰ったチャッピーが少しでも元気に
なれますようにッ・・・・
この診断がうれしい誤診となってくれますようにッ・・・・・

小梅の出産を考えていた時、ビーグルの出産を何度も経験していた友人に
子犬を産ませなくなった理由を訪ねたことがある。
友人は・・・・・
「たまたま我が家が無事に生まれただけで、それは単にラッキーだった
 ことがわかったから。」・・・・と答えた。

彼女にはブリーダーをしている友人も沢山いる。
きっと、いろんな体験を見聞きして出てきた言葉だったのだろう。

今思えば、あの時その言葉は頭では理解していても、心では本当に
わかっていなかったのかもしれない。
小梅の出産・育児を経て、今、本当にその言葉を“感じる”ことができる。
せっかく生まれて来た命なのに・・・・・
なんて、せつないッ・・・・

我が家の子達・・・・・・
本当に元気に生まれ、元気に育ってくれたことを、心からありがたく思うッ!!

ほんのわずかの間といえども、縁あって我が家の子となったチャッピー・・・
そのコの厳し過ぎる運命は、どんなにかつらいものだったろう?
アレン家にとってこの夏は、せつない夏になってしまった・・・!

アレンのおバカぶりが、家族の救いになったと書いてあった。
どうかアレン君よ・・・・・
アレン家の皆の心を癒してやっておくれッ・・・・

アレン家の皆さんが一日も早く元気になりますように・・・・
そして・・・・・
チャッピーの幸せを心から願わずにはいられない・・・・・



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