「続きが気になる」とコメントいただいたので、書くことにした。
こんな大変な状況に直面することもあるんや、で終わりにするつもりだったが(笑)
通訳現場である会社に到着するやいなや、ろう者のZさんは荒々しくドアを開けて、社長の席にまっしぐら。
いきなり、社長を罵り始めた。
打ち合わせも何もない。何がどうなっているのか、事情が全くわからないまま、通訳を開始しなければならなくなった。
Zさんと社長のやりとりが始まった。
「いつも、ろう者を差別。会社、辞めたい。俺をバカにする理由を説明しろ!」
なんなんだ、いきなり。この人は?Zさんの親戚か?
「手話通訳者。今まで何回も、社長に手話通訳者派遣を許可して欲しい、と言った。あんたはずっと無視した」
言ったはずだ。手話通訳者は必要ない。筆談すれば済むことだ。
「バカ! ろう者への理解がない。必要だから、手話通訳者派遣をお願いした。あんたは無視した」
話にならん。もう帰れ。
「もう我慢できん。辞める。制服は洗って返せばいいか?」
辞めると言うなら止めない。制服はクリーニングに出すから、そのまま返してくれればいい。
売り言葉に買い言葉みたいな状況となり、Zさんはそのまま荒々しく部屋を出ていった。
追いかけるしかない。
社長に一礼してZさんを追いかけた。
どうすることもできない。
いや、通訳者の立場で、「間に立ってなんとかしよう」なんて考えてはならない、と思っている。
こんな大変な状況に直面することもあるんや、で終わりにするつもりだったが(笑)
通訳現場である会社に到着するやいなや、ろう者のZさんは荒々しくドアを開けて、社長の席にまっしぐら。
いきなり、社長を罵り始めた。
打ち合わせも何もない。何がどうなっているのか、事情が全くわからないまま、通訳を開始しなければならなくなった。
Zさんと社長のやりとりが始まった。
「いつも、ろう者を差別。会社、辞めたい。俺をバカにする理由を説明しろ!」
なんなんだ、いきなり。この人は?Zさんの親戚か?
「手話通訳者。今まで何回も、社長に手話通訳者派遣を許可して欲しい、と言った。あんたはずっと無視した」
言ったはずだ。手話通訳者は必要ない。筆談すれば済むことだ。
「バカ! ろう者への理解がない。必要だから、手話通訳者派遣をお願いした。あんたは無視した」
話にならん。もう帰れ。
「もう我慢できん。辞める。制服は洗って返せばいいか?」
辞めると言うなら止めない。制服はクリーニングに出すから、そのまま返してくれればいい。
売り言葉に買い言葉みたいな状況となり、Zさんはそのまま荒々しく部屋を出ていった。
追いかけるしかない。
社長に一礼してZさんを追いかけた。
どうすることもできない。
いや、通訳者の立場で、「間に立ってなんとかしよう」なんて考えてはならない、と思っている。