2月3日(土)
阿寒地区において、「災害」をテーマに「阿寒町ボランティアのつどい」が開催されました。
曽我部 元親委員長の主催あいさつ、来賓に古川幸男センター長から祝辞をいただいてのスタート
★「災害支援ボランティア活動」として、草皆 衛(くさかいまもる)さんの「イランカラプテ」の発声から活動報告が始まりました。
草皆さんは、阿寒町行政センター阿寒湖アイヌ施策推進室専門員としてご勤務している方です。
2011.3.11東日本大震災で、「自らの目で見て、耳で聞いて、肌で感じたい」という想いから、一個人として災害支援ボランティアで東北に赴き、様々な活動、経験、人との出会い繋がりを感じ取り
2016年台風10号により甚大な被害を被った、「南富良野町」へは、いち早く災害支援ボランティアへの赴いた貴重な経験談を、とても分かりやすく、また、草皆さんの活動への想いがとても伝わる報告でした。
★続いては、2016年台風10号の被災地として「災害ボランティアセンター」の運営に奔走された
清水町社会福祉協議会 総務係長 會田 豊(アイタユタカ) 氏から講演いただきました。
危険を感じ避難してきた地域住民の対応から始まり、被災状況と支援内容の聴き取り、被害状況の甚大さから「災害ボランティアセンター」を設置。清水町、北海道社会福祉協議会等、関係機関との連携による運営と、ボランティアの受入とコーディネートと日々起きる様々な課題と多様なニーズへの対応が不眠不休での活動が続いたこと。「自助、共助、公助」の改めて役割と認識、ボランティアとしての心得など、貴重な実体験を画像と映像をとおして講演いただきました。
阿寒地区は、南富良野町、清水町のような洪水・土砂災害、火山噴火災害など対策を進めているだけに、参加者の皆さんはとても興味深く聞かれていました。
★最後に、「夏のボランティア体験・職業体験」に参加した、児童生徒による発表です。
トップバッターは、阿寒湖小学校5年生 自ら作成した紙芝居形式で発表されました。
続いて、阿寒中学校2年生、お二人からの活動体験発表。
3名による発表は、いずれもそれぞれ体験した想いが詰まった素敵な発表で、最後に将来の一つの夢として経験できたことが良かったと話されていたことが印象的でした。
阿寒支所