令和3年8月14日(土)、阿寒湖畔アイヌコタンにある、「アイヌ伝統文化・創造館オンネチセ」において「東京2020パラリンピック聖火フェスティバル」として、聖火のもととなる火を採火する式典開催されました。
オリンピックの聖火のもとは、発祥の地ギリシャから採火され開催地へと運ばれますが、パラリンピックは開催国毎に採火方法を決めることができ、東京大会は全国各地で採火式を行い、それを集火し聖火台へ灯す方式です。
「オンネチセ」は、阿寒湖アイヌコタンの中央に建つシンボルであり、伝統を守りつつ新たな文化創造を重ねる阿寒湖アイヌのアートミュージアムで、釧路市はこの地で採火式を執り行いました。
当日は、YouTube配信を「北海道スポーツチャンネル」https://youtu.be/c3WAlcxWuPw でライブで配信。
NPO法人東北海道スポーツコミッションのスタッフが撮影と配信を担っています。
式典は、エカシ(長老)による火の神への祈り「カムイノミ」を執り行い、そこから火をランタンに点火しました。式には、蝦名釧路市長、岡部釧路市教育長らに、アイヌの長として、阿寒アイヌ工芸協同組合の西田組合長らが参加。
ランタンへの点火は、’98長野冬季パラリンピックアイススレッジスピードレース1500m銅メダリストの河島明美(旧姓桑原)さんが点火し、式典を締めくくりました。