釧路市社会福祉協議会(以下、釧路市社協)は、釧路市内すべての小・中・高校・医療・福祉系専修学校と福祉教育協力校として連携させていただいています。昨年開催された東京パラリンピックの効果は絶大で、今年度は各校から「パラスポーツ」の出前講座リクエストがたくさん来ています。
そんな中、小学校の先生から下肢障がいがある6年生の生徒を、「スケート記録会に参加させたい」という相談がありました。釧路市社協は、サン・アビリティーズくしろ(障がい者教養文化体育施設)を指定管理しており、パラスポーツのネットワークで、スレッジ(パラアイスホッケー用)をレンタル。
学校でセッティングを行い、さっそく学校リンクで初滑り。6年生の彼は 藤原 蓮太くん。
釧路市の冬の授業はスケートが中心となるのですが、これまで別授業。すべてが初体験で、目がキラキラしています。
大人用スレッジはスケート刃の幅が狭く、乗れるまで時間を要すのですが、蓮太くんはこちらの指導を素直に受け止め実践し、みるみる上達していき、学校リンクで初体験とは思えない上達で滑走できるようになりました。
始める前は、操作が難しく嫌にならなきゃいいなと思っていましたが、最後には「楽しい!先生まだ乗ってていい?」との言葉を聞いて、こちらも嬉しくなりました。
後日、行われた「スケート記録会」400mオーバルのリンクではさらに、上達し、最後には記録にもチャレンジ!
カッコイイ雄姿!
蓮太くんから「サイコーに楽しい!」とまたまた彼の口から聞けました。
※個人名・画像は学校・本人・保護者の承諾を得て掲載しています。
地域福祉課