お姫の井戸
美濃市に伝わる古くからの 伝説です。
数年前 美濃市文化会館へ 「お姫の井戸」 創作音楽劇・ミュージカルを見に行きました。
5月22日 ツアーオブ・ジャパン(自転車競技)を見に行き 美濃橋を渡る時 偶然「お姫の井戸」を見つけました ”ア” これがあの時見た創作劇の お姫の井戸か!
(長良川美濃橋の下にありました)
お姫の井戸 物語
昔から長良川のこの辺を「大巻」といってなも、上流の黒潮の黒瀬っていう激流がこの岩にぶっかって、いくつかの大渦巻きを作る淵になっておったんやなも。淵の底には龍神様が住んでござったやと。ほんで大岩の真ん中ぐらいにあるくぼみには いっも綺麗な水がたまっちょって、そこは龍神様のお姫様がおんさる「お姫の井戸」と いって、井戸を汚すと龍神様が怒らっせると言われておったもんやな。
三百年くれぇ前、美濃の国が どえれぇひでりになった年があつたんやと。この近所も百日の余も雨が降らなんで、田畑の作物が枯れてしまったもんで村の人んたぁが難儀して、ひたすら雨を願ったんだと。 その時の村の庄屋やった五兵衛様は村の人んたぁの先頭に立ってお祈りの雨乞い祭りを何べんも繰り返したんやけど、ちょっとも雨が降らへんもんで、こうなったら最後の手段やって心に決めんさったそうやなも。
その日の夜さ、お姫の井戸の底でなんやら めらめらと青い火が終えておって、そのくろにうずくまって祈ってござる黒い人影があったげな。それが五兵衛様やったんやなも。不浄場の板とごみを持って来て燃やしてござったんやと。
次の朝に「雨や!」と叫ぶ誰やらの声で五兵様が外に飛び出して見ると、西の空に広がっちょる黒雲からぱらぱらと大粒の雨がふってきたんやなも。やっとかめの雨で、村の人んたぁはずぶぬれになって両手をふって狂ってまったと思うくらい喜んじょった。
ほんやけど大雨は三日三晩降ってもまんだ止まへん。長良川は大洪水になってまってあちこちで堤防が切れて家や田畑が水びたしになったり流れたりしてしまった。きっと龍神様が怒らしたやなも。ひたすら龍神様に謝らっせる五兵衛様は、いくらなだめても川のくろから動きんさらへなんだ。
やっとこさ雨は止んだけど、そのあと五兵衛様が帰っておんさらへん。あのどしゃ降りの中、ふらふらと濁流に近寄っていかっせる五兵衛様を見た言う仁もおったげな。
それからというもの、村の人んたぁで「お姫の井戸」にしめ縄を張って。毎月八月一日には龍神様と五兵様を祭る川祭りを盛大にやるようになったもんやなも。
☆現在は川の流れも変わって、瀬も渦もない静かな流れとなり、舟もなくなっので川祭りは花火大会となりましたが、長良川の清い流れは変わらず、お姫の井戸の姿もそのままです。
★美濃市の 花火大会は毎年 8月1日です、その日は 湊町 町内では沿道に 竹笹に真っ赤な提灯を沢山飾ります、花火と赤い提灯もいいですよ ぜひ 美濃市の花火見物見もお出かけください。
この記事は美濃市観光課 インターネットからの 写しです。
今 この地方では最近雨が降らず 長良川の水位も低いですよ、天気予報では まだ当分雨 降りそうもないです!
今日は 朝早く起き 畑に植えてある南瓜の苗に 水をやりましたー(疲れました) 雨が降らないと農作物は大変ですよー
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