2005年2月に始めたこのブログのトータル閲覧数が2000万ページ(PV: Page View)に達した。
ページ閲覧数累計のほうも2016年10月17日(たまたま僕の誕生日)に1000万PVをクリアしている。(PVはPage Viewの略)この日から5年と114日経っている。
700万人をクリアしたのが2021年8月13日。今日まで161日が経過しているので、この期間は1日あたり平均1449人の方にアクセスしていただいたことになる。
「アクセス」の欄の閲覧 3,322PV、訪問者 1,229IPは昨日1日のぶんである。また日別、週別のランキング193位と171位はgooブログ全体(昨日の段階で3,089,352ブログ)の中での順位である。308万ブログあるといっても、更新されていないブログがたくさんあることに注意したい。
これまでのアクセス数とページ閲覧数の日平均は次のように推移していた。
累計0~40万アクセスの期間(2005年~2010年):日平均191アクセス、ページ閲覧数504page
累計40万~50万アクセスの期間(2010年~2011年):日平均800アクセス、ページ閲覧数2013page
累計50万~100万アクセスの期間(2011年~2012年):日平均973アクセス、ページ閲覧数3107page
累計100万~200万アクセスの期間(2012年~2014年):日平均1525アクセス、ページ閲覧数4266page
累計200万~300万アクセスの期間(2014年~2016年):日平均1502アクセス、ページ閲覧数5012page
累計300万~335万アクセスの期間(2016年~2016年):日平均1774アクセス、ページ閲覧数4825page
累計335万~400万アクセスの期間(2016年~2017年):日平均1781アクセス、ページ閲覧数5341page
累計400万~500万アクセスの期間(2017年~2018年):日平均2504アクセス、ページ閲覧数7032page
累計500万~600万アクセスの期間(2018年~2020年):日平均2276アクセス、ページ閲覧数5596page
累計600万~700万アクセスの期間(2020年~2021年):日平均1797アクセス、ページ閲覧数4079page
累計700万~723万アクセスの期間(2021年~昨日):日平均1449アクセス、ページ閲覧数3267page
訪問者数やページ閲覧数が減ったのは、次のような外的要因の相乗効果によるものと考えている。
- Google検索のアルゴリズム変更により、ブログの表示順位が上位に入りにくくなった。
- 科学系、教育系YouTuberに多くの読者が流れた。
- 生活環境の変化により、週末しか趣味の活動に時間を割けなくなった。
- 国の理科・数学教育方針の悪化、大学への研究費支援の削減により、物理学や数学に興味をもつ人が減ってしまった。
ブログの知名度を押し上げた「事件」は過去2回あったことが「TopHatenarの分析のページ」でわかる。「200冊の理数系書籍を読んで得られたこと」、「NHKスペシャル「神の数式」の感想」を多くの方に読んでいただいたことで知名度が上がった。(昨年TopHatenarのサイトは閉鎖された。この画像は数年前のものである。)
画像クリックで拡大
今のペースを維持できれば次の目標の800万人に達するのは529日後、つまり2023年7月22日前後、ページ閲覧数が3000万ページに達するのは3061日後の2030年6月27日前後になると思われる。
日本人がノーベル物理学賞をとったり、重力波検出のような大成果があっても世の中の人の関心はせいぜい1~2週間ほどしか続かないことがこの10年の動きを見て感じたことだ。(それは一般の事件のニュースでも同じこと。)
アクセス数を伸ばすのを第一に考えのではなく、自分が楽しめて読者の方にも参考になる記事を書くというのがブログの目的だ。だから今のペースを維持するというのが自然である。その結果、運よくアクセス数がアップするというのならば嬉しいことだ。
ペットの話題や料理の話題、芸能人ネタなど、より一般的な事柄を記事にすれば、アクセス数は格段にアップする。反対に物理学や数学の記事で、数式を使った専門的な記事であればあるほど、理解できる読者は少なくなりアクセス数は減る。
物理ブログ、科学ブログとしての価値はアクセス数やランキングでは測れないものだと僕は思っている。これからも記事に対する一般の方の関心事と内容の専門性のバランス感覚を大切にしていきたい。
これからも当ブログをよろしくお願いいたします。
参考リンク:
こよみの計算 > 日にち・曜日(CASIO高精度計算サイト)
http://keisan.casio.jp/has10/Menu.cgi?path=01200000%2e%82%b1%82%e6%82%dd%82%cc%8cv%8eZ%2f02000000%2e%93%fa%82%c9%82%bf%81E%97j%93%fa
読者数が減ってしまったのは、政治的な意見を述べるようになったことも起因していると思います。
個人的にはとねさんには物理学、数学の書籍レビューやそれらに関する記事のみをアップしていただける方が嬉しいです。
純粋に科学に興味のある方に、また今後その道を目指す人を後押しできるような、今までのような素晴らしい記事を書いていただければと思っています。
これからも物理学、数学に関する記事、楽しみにしています。
>読者数が減ってしまったのは、政治的な意見を述べるようになったことも起因していると思います。
それはあるかもしれませんね。この数年、ブログのほうでも政治的に意見が分かれる記事をときどき書くようになりました。それ以前からTwitterのほうで政治的ツイートをしていて、ブログの方は政治的記事をしないという方針だったのですが、いつの頃からか方針を変えてしまいました。Twitterは政治的に僕と同じ考え方をするフォロワーが増えましたが、理系の内容のツイートにはほとんど反応しません。
今後、どのようにするかは成り行きに任せようと思います。
お久しぶりです。
理科系に興味を持つ人が減少傾向であること、理科系動画の増加というのは、私も同じように感じています。
それでもご自分が楽しいことを貫き、読者へのスタンスを変えずにやって頂きたいと、個人的には思います。
ブログでの政治的発言については、私も以前から感じています。ご自分でお仕事を始められたとお聞きしておりますが、それは政治的な見方を醸成させるに十分な動機ではないかと感じております。
私もサラリーマンを卒業して13年前に会社を立ち上げてから(設立以来一度も赤字を経験せずなんとかやっています)、どうしても世界情勢や政治情勢を無視できず、それと無関係でいられないという経験をしています。
このブログの中心的テーマを考えますと、政治的コメントは読者減に繋がるというのは、その可能性はあると思います。
話は違うようで、繋がった話を申し上げますと、海外の人、特に欧米の人達と日常接して仕事しております。政治と宗教は御法度と一般的に言われているにもかかわらず、政治の話はよくやっています。さすがに宗教は慎重になりますが...
欧米人に限って言えば、そして会社であるレベル異常の地位にある知的な人達(多くは理系)に限れば、普通に政治的な議論は可能だと感じています。
「互いの意見は違うが、私は君の権利は尊重して守る」というスタンスを互いに持っていれば、全く問題ないと思っており、いまのところこれでOKです。ディベートを楽しむといった感覚もあるかも知れません。
互いの考えの違いをむしろ認め合って、どこか楽しむ感覚があれば問題ないです。そして日本人は欧米人よりも、この割り切りが難しいように思います。
坊主憎けりゃ袈裟まで憎いといったケースが多いかも知れませんね。私はとねさんの政治的コメントと必ずしも一致しませんが、とねさんやこのブログを嫌いにはなりません。
いただいたコメントの公開と返信が遅くなり、申し訳ございません。相変わらず多忙で、読書やブログに割ける時間がほとんどありません。
取り急ぎ、いただいた文面の中からピックアップして返信させていただきます。
ご自分でお仕事を始められたとお聞きしておりますが、それは政治的な見方を醸成させるに十分な動機ではないかと感じております。
→自分で仕事を始めたのではなく、2019年11月から英国系の企業に正社員として再就職したのです。とにかく仕事量が多くて大変で、余暇の時間がとれないのはそのためです。相変わらず僕は会社員なのです。
さすがに宗教は慎重になりますが..
→それはそうですね。僕も宗教の話題はしません。また話ができるほどの知識もありません。
互いの考えの違いをむしろ認め合って、どこか楽しむ感覚があれば問題ないです。そして日本人は欧米人よりも、この割り切りが難しいように思います。
→それが理想です。けれども昨今の「分断」はますます極端になり、違いを認め合うことが難しくなっていると感じています。いつもカフェで一緒にいる高齢者の知人は僕と政治的な信条が正反対なので、政治的な話はまったくしないことにしています。そのおかげで、彼は僕が「正反対の人」であることを、知り合ってから5年たった今でも気がついていません。
私はとねさんの政治的コメントと必ずしも一致しませんが、とねさんやこのブログを嫌いにはなりません。
→それはうれしいです。ありがとうございます!
僕の政治的な発言は、ブログよりもツイッターのほうが20倍くらい激しいです。
僕は数学科OBで、卒業後、改めて勉強したくなって、数学書を探す中でとねさんのブログを見つけました。正直仕事で忙しくて、毎日は確認できないですが、たまに見て数学系の記事を読んでます。内容が素晴らしいのはもちろんですが、何よりも自分が好きなものにずっと情熱を注げることへの尊敬が強く、その点ですごく好きです。
政治的な話ですが、僕は嫌いです。理由は「暗い気持ちになりたくない」からです。(自分が嫌いだから、辞めろではなく、こういう意見があるのか程度に知って欲しいです。とねさんは好きなように続けてください。ちなみに政治的な信条はほぼ一緒です。)
とねさんのブログに限らず、大概ネットを見るときは気分転換、(大袈裟に言えば)現実逃避の側面が強いです。その中で明るい話題、暗い話題だったら明るい話題を見たいと思います。(もちろん、政治でも明るい話題ならいいですが、大概ないでしょう。)
>国の理科・数学教育方針の悪化、大学への研究費支援の削減により、物理学や数学に興味をもつ人が減ってしまった。
上の箇所は確かに事実ですが、どちらかと言うとこの事実より、この事実を(わざわざ書く必要ないのに)ブログに書くことが、閲覧数が減った原因だと思います。
色々失礼なこと言いましたが、無理して周りに合わせるのもストレスが溜まりますし、そもそも閲覧数が減ったところでその分より自分に強く興味を持っている人が見ているとプラスに捉えることもできると思います。
これからもお体には気をつけて、自分の好きなペースで好きなことを続けてくださったらそれだけで充分嬉しいです。
お祝いコメントをありがとうございます。
数学科OB、そして数学の勉強を続けられていらっしゃる方なのですね。だとしたら物理系に偏っている僕のブログはかなり物足りないのではなかろうかと思いました。数学書を読む方が物理学書を読むより難しいですし、記事を書くのも難しいものです。
政治的な話は確かに暗い話題が多いですね。ブログの方にはなるべくほかのことと関連付けて書くように注意しています。(ツイッターのほうが過激になっています。)
>この事実を(わざわざ書く必要ないのに)ブログに書くことが、閲覧数が減った原因だと思います。
これはあるかもしれませんね。ご指摘いただいて気がつきました。ありがとうございます。
>これからもお体には気をつけて、自分の好きなペースで好きなことを続けてくださったらそれだけで充分嬉しいです。
一昨年11月から、本業の仕事がますます忙しくなり、なかなか時間がとれません。楽しい世界に少しでも長く身を置くことで、リフレッシュしたいと思っています。趣味ってそのためのものですから。
これからも、よろしくお願いいたします。