久保美緒のブログ

日々思うこと、感じること、考えること

春の小さな喜び

2019-04-13 | ピアノ
2019年4月13日(土)

桜満開のもと、いよいよ新年度が始まりました。
今年も 実り多き一年になりますように。


さて、つい先日ようやく 子ども心理インストラクター、チャイルド心理ヘルスカウンセラー各資格を取得することができました。
うれしい!



資格を取ったからといって、何が変わるわけではありませんが、それでも、何か困難なことにぶつかったときに、この知識があったおかげで、別の角度からその問題を見つめることができた、など、頭に入れた知識を、またこれから自分の中で消化していき、長い年月をかけて、仕事や子育て、人生全般に何らかの形で生かせられたらなと思っています。






♪ホッと一息コーナー

4歳児作。
花粉症により、黒目の下が赤くなっているそうです。




ママ、パパ、本人。
なんだか楽しい気分にしてもらえる絵です。
みんな裸だけどね(笑)







♪春に出会った本たちコーナー
「いい言葉はいい人生をつくる」斉藤茂太
「南総里見八犬伝 上巻」曲亭馬琴

もの凄いページ数ですが、面白いです、八犬伝!








みなさまもどうぞ良い春を(^^)♪








春休み体験記

2019-04-09 | ピアノ
2019年4月8日(月)

2018年度の大体の仕事が3月下旬で一段落したのも束の間
この季節、新規生徒さんの体験レッスンやご入会、各生徒さんの新年度の計画づくりなど、下準備も含めて何かとバタバタするのですが、遊ばなくては、、、!!新年度が始まってしまう前に何としても!!!(笑)
の精神のもと、大急ぎで家族の予定をまとめ、春休みらしい行事をいくつか実現することができました(^^)


まずは動物園。



嗅覚を刺激された模様。



危うく しもやけになりそうなほど寒くて、あまり写真は撮っておりませんが、生き物に大変興味を持ち始めた息子にとっては、前回来園した時とはまた違った刺激を受けたようです。





そして、18年ぶりとなる札幌!



ひつじさん、ありがとう。
いただきます!




雪に大はしゃぎ♪




廃線跡。
嬉しそうです。



一つ一つ人の手によって極寒の大地に打ち付けられたその線路の上を、実際に私も歩いてみると、職人の魂や、果てしない時間の流れを感じ、様々な想像力を掻き立てられました。
廃線跡に萌えるという夫の言葉に初めて共感した瞬間でした。




芸術村。
最後の晩餐。



大人にとっては何時間でも過ごしたくなる、すばらしい空間でした。
4歳男児は5分ともたないだろうと、覚悟しておりましたが、、、





それぞれの作品のストーリーや背景を説明してやると、非常に興味を持ったようで
「これはどんなお話?」と、全ての作品に対して自分から聞いてきて、じっと その美しく輝く作品たちを見つめていました。

ついこの間までオムツを履いていたとばかり思っていた息子が、こういうものに興味を示してくれるようになったとは、何だか嬉しかったです。





定番ですが、小樽の夜景。
初めて小樽に来たのは大学卒業旅行の時。お金もないのに、大奮発して一貫1,000円の大トロを口にしたのを覚えています。美味しかったな~ 舌の上でとろけるあの感触は一生忘れられません。
2度目は数年前、船上コンサートをする仕事で舞鶴⇔小樽間航行のフェリー船に乗船したとき。
そして今回3度目。
当たり前かもしれませんが、同じ風景でも、3回とも全然違った印象を受けました。



シートに寝れるサイズって、うらやましい、、、。




大好きな時計に見惚れ



電車図鑑で何度も何度も見てきた憧れのスーパー北斗。
やっと乗れたね!




自らを見つめ直すことができるのも旅の大きな魅力だなと、私自身は今回感じました。


4歳児は何を思い、何を感じたのかな。


また、旅しようね。







そして昨日。
「山いきたい」「バーベキューしたい」と言いだす息子。
私も夫もアウトドアの知識は限りなくゼロに近いので、この道を究めておられる先生ご一家にデイキャンプに連れて行ってもらいました。


まずは枝拾い。



枝をお山のように積んで着火して



豆炭をせっせとのせていき



バーナーもお手伝い



こわごわでしたが、達人の導きにより、大役を果たせたことに少し自信をつけた4歳児。

達人が昼食を作ってくれている間に、パパと散策。
その小さな背中からホッと安堵の息が感じられます(^^)





カニさんはいなかったけど、きれいな川のお水は冷たくて気持ちよかったね。





お楽しみの昼食タイム!
カレーにお肉にポテトにウインナーに丸ごとピーマンに厚揚げに 等々、、、
山で食べる御馳走の美味しさに、みんな無言でモグモグパクパク。
おいしかったね~♪



焼き続けてくれる達人。
ありがとうございます。



懐かしいポップコーン。
4歳男児同士の友情が芽生え始める中、いい香りがしてきました。




また遊ぼうね。






色々な方たちのお力添えにも助けられ、良い春休みを過ごすことができました。
ありがたいことです。





さあ、新年度。
気持ちを新たに、また一歩ずつ頑張るぞー














春の一日

2019-03-23 | ピアノ
2019年3月22日(金)


冬中、眠り続けた椿。
やはり私は、植物を育てる才能に乏しいのか と半ば諦めていた折














小さな春が訪れました

本当は冬の花だと思うんですけれど
なぜ今、、、?笑





さて、昨日は大阪音楽大学付属音楽院庄内本校キッズレッスン土曜クラスの発表会でした。

ミレニアムホール。
奏者の味方になってくれる良い空間です。




私のクラスのトップバッターは、昨年11月からレッスンを始めたばかりの年少さん。

とっても可愛らしいその姿がステージに現れると、会場はたちまち、あたたかい空気に包まれました。
ごく最近までピアノの椅子にダーイブ!なんて感じだったのに、習い始めて4ヶ月で見事ソロ3曲を弾ききりました!

しかも、ハラハラドキドキの大人たちをよそに、舞台上で客席へ向かって手を振る驚異の大物ぶりを発揮、、!笑

将来が楽しみです。


続く年中、年長さんも、もの凄い集中力で堂々たる演奏。

そして、小学生組さんたちも、最後のレッスンで聴かせてもらったときから、ぐーんとパワーアップしていて、本当に素晴らしかったです。
出会った頃は小学1年生だった生徒さんも、この春から中学生。大きくなったよなぁ なんてしみじみ思ったり、、、


みなさんの最後の気合の入った追い込みと、保護者の皆様の陰ながらの大きなサポートの底力を感じ、当日は袖で見守ることしかできない私も、いい音楽にたくさん触れられて、大変刺激的な充実の時間を過ごすことができました。


ひとつ終わってもまた次がある、終わりのない世界ですが、遠い未来をしっかり見据えながら、まずは、近い未来にある次なる目標を一つずつ これからも一緒にクリアしていくことができたらなと思います。


最後になりましたが、いつもながらに、黙々とプロの仕事で舞台裏を支えてくださる音楽院スタッフの皆様には、本当に感銘を受けます。心より感謝申し上げます。ありがとうございました。




と、私が感動の時間を過ごしている頃、4歳男児はパパと初めての床屋体験。









微動だにせずにがんばっていた模様。


普通の紙ばさみでザクザクと私に適当に切られるのが嫌になってきたのか、本人自らの希望による床屋体験だったのですが、やはり本人なりに相当緊張したらしい様子。



夕方は、公園で走り回っておりました。

スキップ、練習しておられます。
ハイテンションでした。







大阪音楽大学付属音楽院庄内本校、さくら夙川校では、小さな子供さんから年配の方までご受講いただける、様々なレッスン・講座があります。

体験レッスンも随時受け付けておりますので、少しでもご興味をもたれた方は、ぜひ音楽院のホームページをのぞいてみてください。


音楽がもたらせてくれる豊かさと喜びを、一人でも多くの方と分かち合えますように、、、。

















2月の便り

2019-02-27 | ピアノ
2019年2月27日(水)

今年の2月もあと一日!

そう遠くない過去の出来事を思い出すのが年々困難になってきましたが、脳活性化のためにも記憶を一生懸命たぐり寄せて、今月を振り返ってみました。
この作業をするにあたっての貴重な”お助けマン”となる写真の存在には感謝です。


まずは久保惣美術館Eiホールにて。



よいお天気に恵まれ
美術館のお庭では、なんと可愛らしいお顔! がお出迎えしてくれました。



大学院時代の友人と出演させていただいているこの美術館コンサートシリーズも、もう何度目になるでしょうか。



リハーサル。
歴史ある楽器、この日は朝に調律が入ってくださいました。



はせぴーと。
太ったなー!私 (笑)
色々弾きましたが、プログラムの最後に、約20年ぶりにメフィストワルツを演奏したせいでしょうね。
全身筋肉痛、歯の噛み合わせの歪み等、満身創痍となりました。
面白かったですけどね、悪魔になってみたり、かけひきをしてみたり、魂を売ってしまったり。
古典ものとはまた違った別の面白さを久々に味わうことができました。





翌日は、1週間の発熱からようやく回復期に入った病み上がりの息子を連れて、ウクライナのピアニスト、アレーナ・チェルニーさんのワークショップを受講。ヴァイオリン、コントラバスの先生方とハイドン ピアノ三重奏曲<ジプシートリオ>を演奏させていただきました。
受講できてよかった!とっても楽しく、すばらしいレッスンでした。
次なる課題を明確に提示していただき、すっかり元気になりました。






そしてこちらは大阪市内の幼稚園にて。


こちらの園で演奏させていただくのは2回目になりますが、この日もノリの良い元気っ子たちに、たくさんのパワーをもらいました。








そしてこちらは芦屋に新しくできた音楽サロン”サロン ド メール”
オープン記念コンサートにて久々に歌の伴奏をさせていただきました。
ここ最近は、楽器とのアンサンブルが多かったので、何だか新鮮でした。



将来が大変楽しみな素敵な歌い手さんです。
私、半目、、、笑



そして、偶然にも先日の久保惣ホールの担当調律師さんがいらしていて、ホフマンの楽器について興味深いお話をお聞きすることができました。

演奏後のお茶会では、お客様も交えて和やかな交流の場となりました。
そして大学院時代の友人にもバッタリ!びっくり!!



小型の楽器からは想像できないような、無理のない、とても良い響きをつくり出すことができる楽器でした。
芦屋川駅近くにあるサロン・クラシック と、同じ方がオーナーをされていますので、この新しいサロンにご興味ございます方は、ぜひぜひHPなどご覧になってください。





そして、いよいよこちら。
息子が大変お世話になっている園でのコンサート当日。
リハ風景。




プレッシャーと緊張にだいぶテンパり気味でしたが、関わってくださった皆様のあたたかいお力に救われ、なんとか無事に乗り切ることができました。



頼もしい共演者たち



驚異の集中力で聴いてくれた園児のみなさん






客席からの子供さんらしい、素直でキラキラした反応が、とても嬉しかったです。



会うたびに色々な刺激を与えてくれて、リスペクトするところがたくさんある職人的奏者のこの二人との出会いも、再会も、様々な偶然が重なってのことでしたので、なんだか不思議なご縁の力を感じます。



色々な本番がありますが、この日は、私たち奏者もとても楽しく、会場がよい集中力で満たされていたように感じ、大変幸せでした。
今回の企画に声をかけてくださり、諸々の準備をいつも笑顔で行ってくださった園の先生方には、本当に心より感謝申し上げます。ありがとうございました!!





そんなこんなで、合間には節分。
イワシの骨が喉に刺さる人生初体験に悲しみを見せつつも、鬼が島制作に勤しむ人。





鬼に扮しながら鬼退治にいくようです。






そうそう、残念ながら写真はありませんが、音楽院さくら夙川校の生徒さんの発表会もありました。
小さい背中に、小さい孤独と、大きな覚悟を背負って舞台へでていくその姿には、いつも本当に感銘を受けます。

本番を終えてみると、反省点が見え、次の課題が浮き彫りになってくるもので、それは生徒さんたち自身もそうでしょうし、指導させていただく立場にある私にも言えることです。

次の目標に向かって、それぞれのペースに寄り添いながら、一緒にコツコツビカビカ磨きの時間を積み重ねていけたら、と思います。


継続は力なり!!



さくら夙川校に続いて、来月は、庄内本校の生徒さんたちの発表会。
追い込みがんばるぞー







さくら夙川校といえば、こちらは、そのさくら夙川校の教室サロンで昨年演奏したときのもの。
どこかからか出てきたので載せてみました。





大阪音楽大学付属音楽院さくら夙川校、庄内本校共に、春の体験レッスンなど随時受付中です!

楽器が弾ける・歌が歌える ことで、 「ああ、音楽やっててよかった、、、!」 と感じる瞬間に立ち会えたり、自らを支えてもらえたり、勇気をもらえたりする時が必ずやってくると思います。

ピアノだけでなく、多種多様な楽器のレッスン、コースがありますので、ご興味ございます方は、音楽院のホームページをぜひぜひチェックしてみてください!







だいたい思い出せましたね。
ふうゥーーー


何とも今月は分刻みの毎日でしたので、あまりゆっくり活字に触れることもできなかったのですが、とりあえず自分の中で恒例にしている今月手にした本たち記録。

・新 岳物語(椎名誠)
・岳物語(椎名誠)
・遣灯使(多和田葉子)
・世界でいちばん貧しい大統領からきみへ(ホセ・ムヒカ くさばよしみ編)


どれも面白かったですが、遣灯使は結構、正直 気が重くなりました(笑)

重くなりましたが、鈍痛を伴う苦しみや焦燥感、無力感から、決して目をそらせてはならないこと、感覚を鈍らせてはならないことを、再度自分の中に刻み込み、受け入れる努力だけはしてみました。


次はちょっと気分を変えようと、南総里見八犬伝にしました^_^!






最後に息子作。
左端から順に、本人→ママ→パパ だそうです。
幅を利かせてますね~ママ(笑)



前作に色々ツッコミを入れたからか、次作では
左端から順に、ママ→パパ→本人 となりました(笑)






では、どうぞよい春をお迎えください~








お正月から日常へ 

2019-01-13 | ピアノ
2019年1月13日(日)


新しい年が始まり、ひととおりのお正月イベントもひと段落、世の中も日常を取り戻しつつありますね。


さて、本年度最初のコンサートのお知らせです。
大学院時代の仲間とのこの美術館コンサートも、もう何回目の出演になるでしょうか。

凍りそうな気温だった年、雪の舞った年もありました。

真冬真っ只中ではありますが、なんとなく春の足音も感じるこの季節。
物言わぬ厳かな建物、齢を重ねた木々、その中を動く絵画と人と音楽。(小鳥も!)
どのような時間になるのか、今年も大変楽しみです。







2月は このあと、幼稚園公演、保育園公演、そして 音楽院生徒さんたちの発表会と続いていきます。

小さい子供さんたちは、なかなか手ごわいお客様ですから、こちらも相当な覚悟で真剣モードスイッチを入れなければ、、、! マリンバ、ヴァイオリン奏者の頼もしい仲間たちとの演奏、今から とっても楽しみです♪

これからの追い込みが大変ではありますが、生徒さんたちの姿が眩しい発表会の晴れの舞台も わくわくどきどきです。





そして、私は直接関わってはおりませんが、下記 おすすめワークショップとコンサートのお知らせです。

ウクライナ出身のピアニスト、アレーナ・チェルニーさんが来日され、全国ツアーをなさいます。

これまでにも大阪では二回ワークショップをしてくださり、どちらも大変好評をいただいております。

その魔法のような指先が、鍵盤に降り立つと、たちまちピアノからこれまた魔法のような音が生み出され、そこに立ち上る音楽は、聴く人の心を掴んで離しません。
本当にすばらしい音楽家でいらっしゃいます。

ヴァイオリニスト河村典子先生とコントラバス白土文雄先生と共に、きっと忘れがたい時間になることと思います。
音楽好きな方、音楽仲間のみなさんなど、広くお知らせしていただければ嬉しいです。















話はとびますが、、、
園で作ったというので、凧あげに行ってみました。

楽しそうに走っていました(^^)


いいですね、日本のお正月の遊びって。







お正月と言えば、お正月に出会った本たち。

・犬婿入り(多和田葉子)
・カツ丼わしづかみ食いの法則(椎名誠)
・殺したい蕎麦屋(椎名誠)
・バカの壁(養老孟司)
・旅の絵本全8巻(安野光雄)

人間らしい自然な感覚を呼び戻してくれる面白い本たちでした。




では、今年もどうぞよろしくお願いいたします。