7月12日(日)
中ノ島にある中央公会堂にて行なわれた、作家の高村薫さんと、翻訳家亀山郁夫さんの対談を見に行ってきました。
今日は私にとって、今月唯一の休日だったし、どうも身体の調子が悪いので迷いましたが、行ってよかったです。ホントに。
まず、この対談に参加できるのは定員800名だったそうで、そこへ1400人の応募があったそうです。
簡単に当たっちゃったので、そんなに貴重な整理券をゲットできたとはつゆ知らず・・・
中央公会堂の大ホールは超満員。びっくりしました。
今日のテーマはドストエフスキーの「罪と罰」
作家と翻訳家という、書く という同じ仕事をされているお2人ですが、その視点は全く違いました。
けれど、最終的に到達する思想というか、考え方には共通するものも多く、非常におもしろく聞くことができました。
亀山さんについては、彼の前回の「カラマーゾフの兄弟」のトークセッションも見に行ったので、相変わらず話の上手な人で、本当にいろんなことを研究しておられるんだなぁと、深さを感じました。
高村さんは・・・
実は私は彼女の作品は1冊も読んだことがありません。
でも、批評というか、論評というか、世の中の様々な事柄についての彼女の見解を書いた記事が、たまに毎日新聞に載っていて、その鋭く冷静な視線がすごく好きで、ずっと興味を持ってました。
そんなお2人が、この「罪と罰」と初めて出会ったときのエピソードに始まり、作品のいろいろな場面の解釈や、登場人物、ロシア正教、帝政ロシアを含む当時の時代背景、ドストエフスキーがどうして日本で好まれるのか等、ちょっとココには書ききれないほど多くの充実したお話を聞く事ができました。
私も、彼らと同じく10代のときにこの本に出会い、ものすごい衝撃を受け、いまだにその印象は身体の中に刻まれています。その感覚が、彼らの話とリンクしたり、へ~なるほど~とおもったり・・・
もの凄い立派な方々ですが、作家や翻訳家である前に、私と同じ、一人の人間なんだなぁと・・・
生身の声を聞けたというかなんというか・・・
そして、作家って音楽家と似てる部分が結構あるなぁと感じました。
ちょっと嬉しかったです。
今日のことは大事に胸にしまっていたいな~と思いました。
最後に淀屋橋駅までの帰り道風景。
中ノ島にある中央公会堂にて行なわれた、作家の高村薫さんと、翻訳家亀山郁夫さんの対談を見に行ってきました。
今日は私にとって、今月唯一の休日だったし、どうも身体の調子が悪いので迷いましたが、行ってよかったです。ホントに。
まず、この対談に参加できるのは定員800名だったそうで、そこへ1400人の応募があったそうです。
簡単に当たっちゃったので、そんなに貴重な整理券をゲットできたとはつゆ知らず・・・
中央公会堂の大ホールは超満員。びっくりしました。
今日のテーマはドストエフスキーの「罪と罰」
作家と翻訳家という、書く という同じ仕事をされているお2人ですが、その視点は全く違いました。
けれど、最終的に到達する思想というか、考え方には共通するものも多く、非常におもしろく聞くことができました。
亀山さんについては、彼の前回の「カラマーゾフの兄弟」のトークセッションも見に行ったので、相変わらず話の上手な人で、本当にいろんなことを研究しておられるんだなぁと、深さを感じました。
高村さんは・・・
実は私は彼女の作品は1冊も読んだことがありません。
でも、批評というか、論評というか、世の中の様々な事柄についての彼女の見解を書いた記事が、たまに毎日新聞に載っていて、その鋭く冷静な視線がすごく好きで、ずっと興味を持ってました。
そんなお2人が、この「罪と罰」と初めて出会ったときのエピソードに始まり、作品のいろいろな場面の解釈や、登場人物、ロシア正教、帝政ロシアを含む当時の時代背景、ドストエフスキーがどうして日本で好まれるのか等、ちょっとココには書ききれないほど多くの充実したお話を聞く事ができました。
私も、彼らと同じく10代のときにこの本に出会い、ものすごい衝撃を受け、いまだにその印象は身体の中に刻まれています。その感覚が、彼らの話とリンクしたり、へ~なるほど~とおもったり・・・
もの凄い立派な方々ですが、作家や翻訳家である前に、私と同じ、一人の人間なんだなぁと・・・
生身の声を聞けたというかなんというか・・・
そして、作家って音楽家と似てる部分が結構あるなぁと感じました。
ちょっと嬉しかったです。
今日のことは大事に胸にしまっていたいな~と思いました。
最後に淀屋橋駅までの帰り道風景。