2020年2月1日(月)
日が長くなり、春の気配を感じたのも束の間、またキューンと冷え込んできましたね。
こうやってジグザグに寒暖を繰り返しながら本当の春はやって来てくれるのでしょう。
さて、月曜日は、週末に溜まった動画添削レッスンチェックと、自分のコンサート準備にあてているのですが、添削をしながら思い出した昨日の出来事。
数年前から取り入れ始めたバステイン教材ですが、弾くだけでなく、書き込み式のドリルのようなものもあります。
このテキストを使っている生徒さんたちは、毎回一生懸命宿題をしてきてくれ、スルスル進んでいるので気付かなかったのですが、、、
例外案件 うちの息子。
同じくこの教材で教えていただいているのですが、ドリルをサボり過ぎて、ピアノ演奏は2巻へ入っているのに、ドリルだけまだ1巻の10ページくらいしかやっておらず、、
放置していた私も私ですね、、反省。
気合いを入れ直して先週は毎日3ページずつがんばり、そして昨日はなんと一気に20ページやって、ようやく一冊終わりました。
つ、つ、つかれた( ̄▽ ̄)。。。
さっさと1ページずつやっていればよいものを、、
まあでも昨日は本当に頑張っていたので、めっちゃ褒めつつ、ためずにコツコツやっとけばこんなしんどいことにならへんねんで という教訓も伝えつつ。
ただ、息子にとっては試練の1日だったでしょうけれど、私的には新しい発見のあった有意義な日となりました。(何という冷たい母親 笑)
というのも、普段より勿論教材研究はしますし、初めて見るドリルではないのですが、いつもは生徒さんが回答してきたものを添削、わかってなさそうなところだけをレッスンで取り上げるだけになることがほとんどですので、まとめて一気に幼児が実際に悩みながら一問一問取り組んでいる様子を間近でジーっと眺めたのは初めてに等しい経験。
口出ししたらあかん、怒ったらあかん、イライラしたらあかん、と、時折助け舟を出しながらも、はらわたの煮えくりかえる思い(笑)でひたすら見守る長い長い時間でしたが、幼児がどこに引っ掛かるのか、大人の想像を超えた場所につまずく姿もみることができ、おかげさまで今まで気付かなかったこのドリルの良さも見え、本当によくできた教材だなと改めて感銘を受けました。
音楽の知識だけでなく、国語力、調査力、算数的な要素、多角的な視点、空間認知能力的なもの、繰り返し学習の効果もうまく使われており、また、難しい問題に引っ掛かった時に、子供が自分一人で前に習ったところを探し出して答えを導き出せるように工夫されているところが素晴らしいなと思いました。
大事ですよね。自分で考えて乗り越える力。
ピアノレッスンという習い事を通じて得ることは、私が想像していたよりももっとたくさんあるようなそんな気がしました。
長い目でお子さんの成長を見守り、学校や他の習い事が忙しくなっても、受験を控えている状況でも、苦しい時も、ピアノが嫌いになりそうな時も、それぞれのペースでコツコツととにかく続けること。
継続は力なり!
これに尽きるのでは。
難しい時代になってきましたが、目線を5年後10年後に向けて焦らず日々を重ねられるといいですよね。
今週もがんばろう。