久保美緒のブログ

日々思うこと、感じること、考えること

やさしい時間

2013-05-18 | ピアノ
2013年5月18日(土)

ここ2~3日体調が優れず、食欲もなくて、ただの花粉症にしては う~ん という感じでした。
体温計で熱を測ると35.8度。でも、絶対に身体の中に熱がこもっている感覚だったんです。
頭はぼーっとするし、ジンジン痛むし、体の節々はズキズキするし、、、とにかく体内が熱い。

何よりも食欲がわかないのが気になって、体が悲鳴をあげたときにいつもお世話になる鍼灸整骨院に行きたいなと思っていました。
実家の近くなのでですが、いつもはレッスンが埋まっててなかなか開院時間に行けないのですが、昨日はたまたま生徒さんがお二人急にお休みされることになり、ぽっかりその時間が空きました。

神様がプレゼントしてくれたような空き時間。

行くなら今だ!

と、自転車こぎこぎ駆け込みました。


かなり久しぶりに伺ったのですが、先生と看護婦さんのお二人は変わらずあたたかく迎えてくださり、ホッとする空間。


診察台の上にあおむけになって、体をあたためる器具をお腹にのせてもらって、肩と腰に電気を通してもらって、針をしていただく順番を待つのですが、、、

とてもリラックスできて、いい気分なのですが、なんと、涙が次から次へとあふれ出てくるのです。
悲しいわけでも痛いわけでもなく、とても穏やかな気持ちなのに
意味がわかりませんでした。
涙というより、大量の水分が両眼から溢れだすという感じです。

びっくりしました。
こんなの初めて。

先日、コンサートでいい音楽を聴いたときと同じような感じです。
自分の意志とは無関係に、勝手にあふれ出てくる涙。

しかも、結構出続けるんです。
枕 びしょびしょです 笑


「すいません、ティッシュください」
と、先生にお願いすると

「ウチに来る患者さん、なぜかそういう風になる人多いよ」

と、別段驚かれる様子もなく


なんなんでしょうねー


ずっと緊張感のある中で生活していて
職業柄もあるのかもしれませんが


ここにきて横たわると、何も考えずにその場に身を預けられるというか
心底リラックスできるというか、、、


脈をみていただくと、いつもは針だけなのですが

今日はお灸やったほうがいいよ

一言おっしゃられたので

ああ、相当参ってるんだな この身体、、、


と思って、お灸と針をお願いしました。



熱いのか寒いのかもよくわからないくらいに、感覚がおかしかったのですが、帰る頃には体も軽く、すっきりしていました。

もちろん、だるさは残っていましたが、これは人間の自然な感覚。



おかげさまで昨夜はぐっすり眠れ、寝ている間に大量の汗をかいたようで、朝起きたらあの熱っぽさも消え、頭もスッキリしていました。


まだ食欲は戻ってきていませんが、それでもずいぶんと楽になりました。



今日も熱いお風呂につかって
1時までには絶対寝ようと思います。



自分の体を大切にしない人が、どうやってほかの人にやさしくなれるの
と、昔いただいた言葉を思い出しました。





おやすみなさい。




静かな 深い夜になりそうです。




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