横浜・桜木町 『コクリコ坂から』

観ました。映画の中の舞台でもある横浜桜木町の映画館で。
日曜日の昼間、映画館の入りは6割程度でしょうか？
真ん中から前の席はほぼ空席でした。

うちの頭おかしいオットと観に行ったんですけど
このオットはほんま頭おかしくて、映画の最中に「退屈～退屈～」という光線を出します。
そして出すだけでなく「はー・・・はー・・・」とため息を大きくついたり
途中で「トイレ行って来る」なんてザラ。
今回も「トイレ行って来る」とは言ったけどそのまま行かずに観てたな。
毎回「こいつとは絶対に映画、一緒に来ない」と誓うのだけど
同じ話題が欲しくて映画に誘ってしまいます・・・。
ジブリなら楽しく観れると思ったのになあ・・・

そう、ちっとばかり退屈な話しでした。
軍隊？みたいなノリでなんかイヤ。
1963年ってまだそんなんなのね・・・
海ちゃん～フランス語でラ・メールだからメルちゃん、という説明とか要らないのかな？
人によって海ちゃんとかメルちゃんとか呼び方が違うんだけど。

原作読んでないと判らないことが沢山ある気がするな・・と思い頭おかしいオットに
「映画の話、いろいろと判った？」と聞いたら
「は？判るに決まってんじゃん、判らなかったらバカだよ」という返事
映画の最中、あんなに感じ悪かったのに観終わったら
「はー、泣ける話だ～」と言ってた(゜ロ゜ノ)ノ

2人の「私も好き」という素敵な告白シーンで訳の判らない奇声を発したくせにさー
自分で気付いてないねんでホンマみんな静かに観てるのに
このオッサンと映画行くならトランスフォーマーみたいな大きな音の迫力ある映画でないとアカンわ

映画。
原作では弟の陸がけっこう頑張るんだけど、映画では全く活躍しない。
そもそもカルチェラタンという建造物が出てこないよね？
映画でお医者様で女の北斗さんは、原作では素敵な男の人でメルの憧れの人。
だけどそんなこと盛り込んでたら90分で終わらないもんね。
あっさりと建物の存続と風間さんとの関係だけに焦点を当ててます。

しかし高校2年でこのストイックな生活ぶりはスゴイ。
下宿人の世話をして、学校へ行けるもんか？？立派じゃ。

2011年の横浜

さて、これはどこから撮ったでしょー？