今日出かけた所は、三重県最北端の町いなべ市のほぼ中心に有る阿下喜の町へ行ってきました
本町通りと西町通り沿いには、昭和レトロな建物が残っていました
最初に向かったのは、三重県を走る三岐鉄道・北勢線の終点「阿下喜駅」です
北勢線は日本で3本だけのナローゲージ(特別狭軌)であり、その中でも最長の路線
(旅客営業を行っていないナローゲージは省く)
ナローゲージとは一般的なものより線路幅の狭い線路のことで、その幅はわずか762mm
新幹線の線路(標準軌・1435mm)と比べると約半分の幅です
そのため車体も一般的な電車車両よりずっと小柄で、営業している車両の中では一番の小ささ
まるでおもちゃの電車のようにかわいい路線なのです
webより
阿下喜駅
丁度、電車が入ってきました
ここで折り返し西桑名へ行きます
ここに軽便鉄道博物館が有る、第1と第3日曜日しか見られない
展示されている電車も塗装が剥げている
ちなみに開館している写真がこれです(Webより)
また、阿下喜駅の北側に埋もれていた転車台が2004年6~7月復元されました
軽便鉄道博物館へ線路は繋がっています
復元して実際に動かしたそうです、その様子です(Webより)
今は有りませんが駅前には、大型ショッピングセンターとその中にボウリング場が有ったそうです
これがホクセイショッピングセンターです、2014年に閉店(Webより)
さて次は、レトロな建物が残っている本町通りと西町通りへ向かいます
早速ありました、しかし何の建物か判別するものが何もありません、写真を撮っている時に
通りかかったおじさんに聞いてみました、郵便局だったそうです
側面です
食堂を見つけました
上木食堂と書かれています、暖簾にも
ネットで調べてみました
いなべ市阿下喜に2016年11月にオープン
いなべ市内の八風農園やゆうき農園を始めとした、三重やいなべの野菜や肉などを使った喫茶と居酒のお店です
お店は、昔旅館を営んでいた古民家をリノベーションして開店
その改装時に目についた「上木」の文字は、「阿下喜」の昔の呼び名です
昔使われていたこの文字をいただき、「上木食堂(アゲキショクドウ)」と言う屋号に決まりました
昔の建物が残る本町通です
かしわ店の看板が有るけど、「かしわ」とは鶏肉? お餅?なんだろう
此処の交差点が本町通の入り口にあたる「阿下喜」です
ちょっと歩くには結構な距離が有りました