1期はとっても好きな作品だった。と言ってもリアルタイムで見ていたわけではないので、9年も前の作品と言われてもピンとこない。自分にとっては「少し前の作品」ぐらいのイメージだ。確かに、魔王とか勇者なんてものがこの世に現れるわけだから日常系とは言い切れないけど、魔力で云々以外は日常ドタバタ系で、登場人物も心根が優しくキャラも魅力的で私のストライクゾーンだった。人気もあったようで、続編が待ち望まれた作品でもあった。ウィキによると、原作者も声優陣も念願叶ったことで『驚きと嬉しさでよくわからない感じになった。』らしい。第1期の終了後も仲良く交流を続けていたなんて話を聞くと、こっちもうれしくなって、本当に2期ができて良かったと感じている。
気持ちがよく分かる
1期からのあらすじを書くと、勇者に破れ、異世界エンテ・イスラから現代日本の東京にやってきた魔王サタンが、生きるためにマグロナルドでバイトとしてはたらきながら色々な人(かつての敵を含めて)と交流していく話だ。登場人物は、真奥貞夫(まおう さだお)※元はサタン・ジャコブ、遊佐恵美(ゆさ えみ)※元は勇者エミリア・ユスティーナ、マグロナルドのバイト仲間の佐々木千穂(ささき ちほ)高校2年生の16歳、魔王の部下で同居主夫の芦屋四郎(あしや しろう) ※元はアルシエル、居候の引きこもり漆原半蔵(うるしはら はんぞう)元はルシフェル、エンテ・イスラの高位聖職者クレスティア・ベルこと鎌月鈴乃(かまづき すずの)・・他
2期からは幼児のアラス・ラムスが登場し、真奥をパパ、遊佐をママと呼んで大騒動。ぐっと引き込まれる内容で、次回が待ち遠しい希有な作品だと思っている。
しかし私には少し不安なことがあった。
開始前からネット上で、制作会社が変わって(一期の制作会社は「WHITE FOX」二期の制作会社は「Studio 3HZ」)キャラデザインも変わり「作画崩壊がすごいんじゃない?」なんて予想が散見された。おっかなびっくり第一話を見たのだけど、私はそんなに違和感はなかったし、作画崩壊なんてみじんも感じなかった。新ストーリーが楽しめる喜びの方が大きかったからかも知れないが。
しかし、第5話はイカン。
第5話『魔王、家も仕事も失い途方に暮れる』
ここの作画は良いのだけれども・・。
海の家に行ってからの遊佐もアラス・ラムスも、素人がお絵かきしたの?と言うぐらいひどい。表情もなく、お面のような顔だ。ポケットモンスター サン&ムーンを初めて見た時、呆然としてTVのスイッチを切った以来の衝撃的な作画。これ、このまま円盤にするの? この絵にお金を払うのは相当奇特な人でしょう。炎上・返品ものだわな。
なぜ?と思ってウィキを見てみると、毎回作画監督が違うようで、第5話は「Han Eunmi Hong Insu Choi Jong Gi」と標記されている。
Wikiより
この人たち日本人ではないよね。だから悪いとは言わないけど、雇うお金がなくて素人にやらせたの??と言うぐらいひどい作画。これ、このアニメに対する冒涜だと思う。本当にこの方たちの実力ってこの程度なんでしょうか。それとも時間や予算がなくてこうなったのでしょうか。また今度作画監督になるなら実力を発揮して欲しい。このままじゃゴミだよ。ひどすぎ。
ここまでではないけど、イメージとしてはこんな感じ
素人のイラスト??
プロのものじゃないなら、楽しいイラストだから私的には好み。でもプロとしては・・ね。
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