ラジオで「稲川淳二が夏の季語になった」と言う話題を取り上げていたのだけど、結局、それが本当か間違いかは不明なまま話は終わった。俳句協会(?)はいくつかの種類があり、問い合わせたら「そのような事実はない」とのことだが、稲川氏本人が季語になって嬉しい旨の発言をしているとの情報もあり、真偽は怪談めいている。そもそも私自身が本人の「季語に選ばれた」旨の発言を聞いたわけじゃないので、彼の発言そのものが誰かの捏造という可能性もある。
と言うのがきっかけではあるのだけど、夏と言えば怪談、怪談と言えば稲川淳二と言うことで、TV番組を見てみた。
昼間に見たせいかもしれないけど、そんなに怖くはなかった。暗い会場で、音響効果が加わった+夜なら怖いだろうなと思う。
内容だけど、多少の創作や誇張、、その他があるにしても、ご本人の体験や直接誰かから聞いた話がベースのようで、その辺に転がっている「どこかで聞いたことのある話」ではなかった。その意味では、落語や漫才のような話芸として楽しめたから十分だったのだけど、私にはどうも、人の生き死にや霊を面白おかしく(と言えば語弊があるだろうけど)ひけらかすことに抵抗がある。
霊や死後の世界、怨霊、たたり、もののけ・・、を馬鹿にしてはいない。実際に体験したこともあるから。それ故に、もっと礼を尽くすべきと感じてしまい、話を聞きながらずっと「これで良いのだろうか・・」と思っていたわけです。
番組後、これからお盆にかけてこのような番組・特番がある旨のCMがあった。
私は、、、もういいかな。一度見たから満足したよ。
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