文学少女「くろまっくくん、今日のお題は『鳩』『パソコン』『嘘』よ!」 http://t.co/b21o5hNiIK
第一次世界大戦で運用されたLGOC B型二階建バスを改造した移動式の鳩小屋
2013/03/27 Wed 21:57 From Mobile Web (M5)
「パソコンか…俺はそれがだめでなあ」
老記者が僕のiPadを見て言った。
「ライター兄ちゃんは嘘つき朝日の仕事もするのか?」
「ええ、ギャラがいいですから」
「それよ、奴らは金を持っている。俺が地べたを駆けずり回っている時、朝日は伝書鳩で送稿よ。でな…」
老人の話はまだ始まったばかりだ。
2013/03/26 Tue 23:36 From Mobile Web (M5)
このお話の老記者のモデルになったのは、「黒田軍団」のジャーナリスト、故・黒田清氏です。
黒田氏がまだ若い頃(1950年代から60年代にかけでしょう)、朝日は当時最新鋭のデジタル技術である伝書鳩のネットワークを持っていて、大変悔しい思いをしたというエピソードが元になっています。黒田氏は左派・革新、反差別、反権力だったので、「嘘つき朝日」なんてネトウヨみたいなことはいわないと思いますけれどね。
しかし、第一次大戦では移動式の鳩小屋なんかがあったんですねー。そういえば、『レース鳩0777(アラシ)』という漫画もありました。作者の飯森広一氏は2008年にお亡くなりになっていたそうです。合掌。