新・私に続きを記させて(くろまっくのブログ)

ハイキングに里山再生、れんちゃんとお父さんの日々。

アリバイ横丁の思い出

2024年05月12日 | 大阪
今日は山行きは休んで、静養日に当て、本を読んだり原稿を書いたりして過ごしました。結局、きのうの記事のレコメンドも、おかしなことになっています。ことかすさんの「ごちうさ」ファンアートを思い出して、黒い笑いが漏れてしまいましたよ。某グローバル喫茶店は、町喫茶の看板娘のチノちゃんのルサンチマンを思い知れ!まったく、某グローバル喫茶店をボイコットしようと呼びかける記事に、某喫茶店に行って喜んでいる人たちの . . . 本文を読む

南方の姉ちゃん、中津の聖母

2024年01月24日 | 大阪
きのうの続き。きのうは藤田まことの『十三の夜』の話をしました。十三を通過する宝塚線・神戸線・京都線のうち、宝塚線・神戸線の駅名は出てくるのに、京都線の駅名は出てこないのは、「南方のねぇちゃん」と二股をかけていたからだという愚説を開陳しました。阪急線の「南方駅」は「みなみかた」ですが、地下鉄御堂筋線の「西中島南方駅」は「みなみがた」と濁ります。「西中島南方駅」なる駅名は、地元の「南方」住民と「西中島 . . . 本文を読む

リアルぼっちちゃんたち(になる予定だった記事)

2023年01月04日 | 大阪
今日は仕事始めでした。普段より1時間早寝して、普段より30分早起きしました。しかし会社に到着したのはいつもより10分早い程度。ゆっくり朝風呂に浸かりすぎ、その後もダラダラしすぎました。1月4日は、仕出しのお弁当屋さんも、仕入先や協力会社も、得意先の多くも営業していません。仕出し屋さんがお休みのおかげで、総務が近所のお弁当屋さんから仕入れた天ぷら御膳に、会社全額負担でありつけました。ふだんは1食39 . . . 本文を読む

さら 大阪弁のあれこれ

2022年10月18日 | 大阪
大阪に来た頃、「天満」(てんま)が読めなかった。大阪には難読地名が少なくない。「道修町」(どしょうまち)、「立売堀」(いたちぼり)、杭全(くまた)、柴島(くにじま)、茨田大宮(まったおおみや)、鴫野西(しぎのにし)、住道矢田(すんじやた)、どれも読めなかった。我孫子(あびこ)を読めたのは、千葉に同じ地名があったからだ。町名を省略する文化も、最初は狐につままれる気分だった。「谷四」(たによん)「谷六 . . . 本文を読む

大阪にはなぜ統一協会が多いのか

2022年08月09日 | 大阪
少し前にある方のツイートで知ったが、大阪には統一協会の集会場がやたらと多い。しかし京都にはそう多くない。大阪と京都は隣同士なのに、この違いは何なのか。統一協会は、現在は「世界平和統一家庭連合」と名称変更した。しかし安倍政権下、当時に文部科学相だった自民党の下村博文の認可のもと行われた名称変更は、霊感商法など統一協会の数々の犯罪行為を隠蔽するものであった。その教義も、その組織の実態も何ら変わっていな . . . 本文を読む

新世界ツアー2022

2022年07月10日 | 大阪
とある金曜日のはなし。   昼休み、少し遅れて食堂に行くと、テレビのニュースが、男がスーツ姿の男たちに取り押さえられる映像を繰り返し流していました。解像度が粗く、スマホで撮影したものだと思われました。アナウンサーの解説に「SP」「首相」という単語が聞き取れました。   SP? 首相?    テロップの文字列は、小さすぎて見えません。テレビに近づいて見ました . . . 本文を読む

『昭和の大阪 昭和20〜50年』(産経新聞社)

2021年04月22日 | 大阪
(Gさんへの私信より)もう四月も半ばを過ぎました。東京は真夏日を記録したとのことで、もう夏まであっという間ですね。先日はおはがきありがとうございました。昨秋、ホームに入る旨のメールをいただいた後、しばらくご連絡がなかったので心配しておりました。最新の施設とのことで、まずは安心いたしました。しかし以前はIPadを使いこなしていたのに、インターネットとつながらない環境は、何かとご不便ですね。何か無聊を . . . 本文を読む

ワンス・アポン・ア・タイム大阪

2019年10月18日 | 大阪
 昨日はハードだった。ある劇場で、マチネとソワレ(夜公演)を続けて見たので、毎日更新していたブログも2ヵ月ぶりにお休みである。  朝、マチネのお客さんが来るまで『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』19回目を観て、昼食をご一緒して、ソワレのお客さんをお迎えして、芝居が跳ねた後、食事に行き、お礼にストリップに連れて行ってもらった(その方は女性である)。  ストリップは初めてだったが、踊り子さんは全 . . . 本文を読む

難波宮と古代ヤマト 永続敗戦レジームの始まり

2019年08月31日 | 大阪
 読書と旅は似ている。古い自分の殻、凝り固まった考えや物の見方が打ち壊される、未知との遭遇、新しい世界の広がりが、読書や旅の最大の楽しみではないだろうか。  栄原永速男編『館長と学ぼう 大阪の新しい歴史 I』も、私にとって、そんな新しい知見をもたらしてくれた本だった。栄原さんは、最近、何度か話題に出てくる大阪歴史博物館の館長さんだ。  前期難波宮は、完成に際して、「その姿はことばにできないほど . . . 本文を読む

「大阪都」の宿命

2019年08月30日 | 大阪
 「大阪の橋」から、大阪ばなしが続いている。二、三回のつもりだったが、話があちこち飛んでしまった。これも「大坂幕府構想」のインパクトが大きい。大久保利通の「難波遷都論」は知っていたが、まさか家康がそんなことを考えていたなんて。長生きはするものだ。 大坂冬の陣に先立つ近畿圏の築城ラッシュも、今までとは違う見方もできるようになるかもしれない。なぜわざわざ丹波亀山や篠山に城を造るのか。そこまでしなくても . . . 本文を読む